古典の授業にて
凌)小声で 教科書忘れたから見せてください
彩花)小声で 良いですよ 敬語じゃなくて
いいです
凌)ありがと 敬語じゃなくて
いいって言ってるのに敬語で喋ってます
彩花)そっちも敬語で喋ってる (笑)
古典の先生)笹原!豊橋!静かにしなさい!
凌 彩花) すみません
クラスの男子B)あいつら珍しい
クラスの男子A)あいつらお似合いじゃん
クラスの男子B)そうだな
古典の先生)坂口も寝るんじゃない
坂口起きなさい!
角田!坂口を起こせ
玲於)はい 萌望の机を叩いて 萌望 起きろ
萌望)んー 今って古典.. 古典!?えー
(萌望起きろとか言ってた!?
何かドキドキしてる自分がいる)
玲於)えーとか言うな 教科書忘れたんだろ?
萌望)何でそれを知ってる?!
玲於)朝言ってた
萌望)誰が!?
玲於)萌望が
萌望)私!?あーあ..
古典の先生)授業再開するぞ
皆 前を向け
そうして 古典の授業が終わった
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。