______月日は流れ…
俺は3年になり、春高出場に向けての挑戦の最後の年になった…
特に何か変わったことはなく…、
変わったとしたら後輩が四人入ったことだな…
みんないいやつだし
………一人少しめんどくさいやついるけど……
そして変わらず、花井もマネージャーではなく手伝いとして来てくれている…
それもほぼ毎日…
たまに1ヶ月に一回程度来ないときもあれば、一週間に1回来るときがあったり頻度は結構バラバラだが、
それでも俺らのサポートをしてくれている…。
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部活が始まる前…、俺は直井コーチとと猫又監督に呼び出された…。
黒尾「先生方、何か御用ですか…?」
直井コーチ「おう、みんなに言っておいてもらおうと思ってな」
黒尾「………?」
猫又監督「来週に宮城の烏野高校と練習試合する。」
黒尾「烏野…?ですか、聞いたことないっすね…」
猫又監督「まあそりゃあ昔、うちの高校と同じように強豪高って言われてたとこだからなあ…ニコニコ」
黒尾「わかりました…。あいつらに言っておきます…。」
直井「あー、それと、花井あなたにも行けるか聞いておいてくれ…!」
黒尾「花井にも…?」
猫又「ドリンクとか作れるやつとかいたほうがいいだろ?ニヤ」
直井「まあ一応頼んでくれ!」
黒尾「了解です。」
なぜかよくわからないけど花井にも頼むことになった…。
てか、あいつ来てくれんのか…?
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。