しばらく一人で歩いていると…
赤いジャージと金髪が目立つ……
つまり研磨とオレンジ頭の小さい男の子といた。
何か話してる…。
黒尾「______研磨」
そう呼ぶと話してた男の子から離れて俺のところへ来た。
人見知りの研磨が仲良くするなんて珍しいな。
黒尾「てか、何勝手に迷子になってんだよぉぉ!!」
孤爪「え…、なんか歩いてたら…いつの間にかみんないなくなってた…。」
黒尾「それ研磨が勝手にいなくなってるだけだろ…」
孤爪「ごめん…。」
みんなにしらせておくか…。
黒尾【研磨見つけた】
黒尾「花井と合流しないとな…。」
孤爪「花井さんも探しに来てくれたの…?」
黒尾「ああ…、なんか駄々こねてな…」
孤爪「へぇ…、」
そんなに研磨のこと気にかけてるのか…。
なんかムカつく…。
ああ!!!!モヤモヤする!!!
あなた「あっ、いた!!よかった~研磨くんいて!」
孤爪「ごめん、」
オレンジ髪「やべ…、めちゃくちゃキレイな人と背でかくてイカツイ…、」
あなた「ありがとね!研磨くんと話しててくれて!ニコ」
オレンジ髪「あ、いえ……//」
孤爪「じゃあ、またね翔陽…」
あの、研磨がそこまで仲良くなるなんて…、お父さん感激!!←やだそれ
あなた「あの子翔陽くんっていうんだ…、なんか研磨くんが人の名前おぼえるの珍しい…」
孤爪「別に、後でまた会うし…、」
あなた「えっ、なんで!?」
黒尾「いや、あの子の後ろに烏野って体育着に書いてあったでしょ?」
あなた「えー、細いところまで見てて偉いねふたりとも…、気づかなかったな…、」
孤爪「なんか翔陽面白そうなんだよね…」
黒尾「〜〜〜」
あなた「〜〜〜」
そんな会話をしながら、海たちの方へ戻った。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。
登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。