〜回想〜
俺には一個上の彼女がいた…、
向こうから告白されて俺も気になっている人だったからOKを出した…
それから、部活と両立させてデートとかを何回かした…、楽しかったし…、キスだってした…、
それくらい惹かれていった…
でもある日…、研磨と一緒にドリンクとかの買い出しに行ったら…
孤爪「ねぇ、クロ、あれクロの彼女じゃない?」
黒尾「は?そんなわけねぇじゃん」
孤爪「でも、あれそうじゃない?男の人と手繋ごいでるよ…」
俺は気になって見たら…
その彼女が男の人と手を繋いで笑い合っているところを見た…、
孤爪「クロ…?……平気?」
黒尾「ん…?ああ、平気だよ」
俺はそれを見た瞬間何も感じなかった…、
でも、研磨と別れて家に帰ったら、ああ、現実なんだな…、って感じていつの間にか頬になみだが伝っていた…
その数日後に俺はその彼女に別れをつげた…
そしたら、なんで!?私黒尾くんがいないとやだ!!って腕にしがみついてきた…、
俺はそれを言われてうれしかったけどそんなの誰にでも言ってるんだろって思ってそのまま腕をはらってそこから立ち去った…
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。