で、探してるわけだが…
マジで見当たらない…
屋上もいなかった…、
一年の教室を見て回ってもいなかった…
一年のとこ行くとめちゃめちゃチラチラ見られたし…、
ていうか…、俺あいつの連絡先とか知らねえ……、
めんどくせぇ…、探すの…、
その日見つかることはなかった…、
そして次の日また屋上へ行くと
あいつはいた…、
あなた「あれ?今日も来てくれたんだー!」
黒尾「おう…、お前に頼みたいことがあってよ…」
あなた「私に頼みたいこと…?何々!!?」
黒尾「おお…、ちょっ、落ち着けって!」
そんな近づけられるのはちょっと…、、
俺は一つ深呼吸をして…、
黒尾「俺、バレー部入ってて…」
あなた「うん、」
黒尾「それで、マネージャーが欲しくて…、」
あなた「うん、」
黒尾「別に俺がお前を誘いたいわけじゃなくて…、後輩がそう言ってて…、」
あなた「それで…??」
黒尾「……………お前にマネージャーになってもらいたい…、」
あなた「おおー!!マネージャーか!面白そう!!」
この反応はもしかしてやってくれるか…!?
あなた「でも、ごめん!私マネージャーはできない……」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。