四度目くらいの睡眠は流石に眠くならなかったので寝ずにぼけーっとお母さんが帰ってくるのを待っていた。
…今頃先輩達なにしてるかな、私が休んでるから喧嘩負けちゃうかな、いやいや、あの二人は負けないよ、絶対、
ガチャッ
お母さんが帰ってきた。
…けど。
一階からまさかの二人の声がすrrrrr
うそ、なんで?
番号はお互い教えたけど家までは…
母「あなたー?先輩が来てくれたわよ、二人ともイケメンね(」
母「あなたの部屋に入れちゃっていい?」
母「ってことで入っていいわよ二人とも」
母「じゃあお茶とか持ってくるわね!」
「「「なんだこの空間は」」」
ってかさとみ先輩あんな風に振る舞えるんだ(失礼
ころん先輩は…あんまり変わらない(
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。