夏樹side
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今日は仕事も昼までで夜は久しぶりに
大倉と安とご飯行く約束してる。
お店は大倉が決めてくれるらしい 、
あかんほんまに楽しみや(笑)
連絡まだかな〜思うて携帯見たらLINE
が3件。
開いてみたら全部まっすーから。
増 「 今日の夜暇ですか? 」
増 「 暇じゃなくても 」
「 会いに来てください 」
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俺は大倉と安に断りのメールを入れて
まっすーの家に向かった。
もう要件は大体分かってる
たぶんまっすーは俺のことが好き。
最近まっすーが俺の行きつけの店にお
ったり一緒に呑む機会が増えたり 、
とにかくまっすーと過ごす時間が増えた
はじめは偶然かと思ったけど偶然にし
ては出来すぎてる
いや 、あんま言わんとこ。 間違ってた
時恥ずかしいし。(笑)
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俺がまっすーと仲良くなったのは 、
たぶん去年ぐらいやったと思う。
事務所の人との呑み会にたまたままっすー
がおって 、連絡先交換してから。
まっすーとは服の趣味とか食べ物とか
とにかく気が合って同じ事務所に仲良
い人なんてメンバーぐらいしかおらん
かったけど 、初めて友達と呼べるまで
仲良くなれた。
なんでまっすーが俺を好きになったか
は分からへん
もしかしたら俺がなんか言うたんかも
しらんし 、一目惚れかもしらん
でももう俺の中で告白の返事は決まってる
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to be continued
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。