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第3話

STAGE1 紫香楽藍海は紫香楽藍海



それから、雅翔はよく藍海に話しかけるようになった。共に過ごす時間が多くなる。それだけで、藍海は1人で過ごす時間が減った。



陽キャである雅翔が陰キャである藍海に構ってるから、変ないじめの対象にもなってる。



まぁ、幾度の責め苦に耐え抜いた藍海にとっては序の口であった。



人は意味の無い事をみなやるもんだ。そんなことして、何になるのか。藍海にとっては不思議でたまらなかった。



話しかけてくる雅翔もいじめをする人達も何のメリットがあってやっているのか。結局は自己満で優越感に浸りたいだけだと思う。



自分はこの人よりも強い賢いのだ。そうやって、自分という一個人の立ち位置を明確にしている。特に後者の人達は。





ある日の昼盛り。

日常となりつつ光景が教室というひとつの空間に広がっている。雅翔が藍海に話し掛けている情景だ。



窓から外に広がる景色を肩肘をついて見る藍海。その姿は一見話し掛けるな とでも言っているかのようだった。それを気にせず、机の下から上を見上げるようにして座っている雅翔。



デリカシーのない言葉をの男は言ってくる。




「なぁ、紫香楽は、男?それとも女?」



「僕の性別なんて君には関係ないだろ?」



男であろうが女であろうが正直言って関係ない。紫香楽藍海紫香楽藍海であり、紫香楽藍海紫香楽藍海である。



それ以外の誰でもない。



「まあ、そうだけど、知りたいじゃん?お前のこと」



「あっそ……」



知りたいとも思わない。この世界にあいて、自分と言う存在が異端であるからだ。



それに気付いたのは5歳の頃だ。自分が異端な存在だと自覚した。物分りが良くなる頃で、感性や他のものが 他人と違うように感じる。



藍海の 性別は女であるがこの世界で、自分が異端な存在だと自覚してからは、一人称が” 私 ”というのが変な感じになった。” 私 ” という一人称に窮屈差を覚えたからだ。



そこから” 僕 ” と一人称になった。



見た目をそれに影響されてからは、髪をショートにするようになった。 どんなに 男っぽくしても 自分が異端者である事には変わらなかった。



結局は、他人と違うという理由だけで いじめの対象となる。



「 じゃあじゃあ、 好きな食べ物は? 」



「 ………」



その質問になんの意味があるのか。疑問だ。別に好きな食べ物なんてありはしない。どれも選り好みしないし、どれも同じだと思う。



でも、何処かで食べた料理は美味しかったと記憶している。それが何処の誰かまでは思い出せないが。



「 好きな食べ物ないの?! なら、俺が美味しいもん教えてあげる 」



無言をないと思われたのか、雅翔から好きな食べ物を教わる事になった。 それが幸か不幸か藍海には分からない。



けど、誰かが言っている。



それを信じてみな



と。 それが 誰かなのかは分からない。けど、何処か懐かしくて、何処か尊い そんな感じがした。





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すみません、書き方こっちにします。