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第5話

STAGE2 森にいた。



アイ、 起きて あーい



誰かが呼ぶ声が聞こえる。体を揺さぶられ、重たい瞼を開ける。すると目の前にはドアップに変な生き物がいた。





「ぎゃぁぁ」




勢いよく叫んでしまった。仕方ない。だって、見た事のない生き物が喋っているし、目の前にいたのだから。





『 もう、アイ驚かせないでよ 』





─── それはこっちのセリフなんだけど





真っ黒のもふもふな生き物。驚きつつ、頭が働かないが、無理して働き掛ける。そのお陰か、今の自分の立ち位置を把握することが出来た。





藍海は森にいた。木々が多く茂っており、草花も明るく元気に咲き誇っている。そして、空気も澄んでいて美味しい。





日本にいた頃とは全然違う空気感である。




二酸化炭素が多く排出され地球温暖化の問題とか言われていたあの世界とは違うことが分かる。




─── 懐かしい




不意に思ってしまう。何故思ってしまうのか分からない。懐かしく涙が出そうなくらい愛おしいと感じる。




だが、此処が何処か分からない。分るけれど、分からない。 何とも言えない感じがする。




「 此処は、何処なの?」



『 アイ~ 何も覚えてないの?』


言ってることが分からなくて、頭の中に「?」が浮かぶ。



─── 何も覚えてない ってどういうこと?



疑問だけが残り、自然と頷いていた。


『じゃあ 、 ボクが 教えてあげるね !!まず、ボクの名前は、クロン。そして、此処はシーランド大陸の 大森林キントキアだよ』




「 シーランド大陸 …… 」




シーランド大陸
帝国ルミネティア とセクトニア国とランドール国の3つの国からなり、大森林が真ん中なに大きくそびえ立つ大陸。




とクロンは教えてくれた。






シーランド大陸と大森林キントキアの言葉を何度も呟く。知らないはずなのに、知っている言葉であった。