〜翌日〜
みく((目が覚めて、昨日の事を思い出す
杏奈にも謝りたいし先輩にもお礼を言わなきゃ。だから学校行こ
みく「おはよぉ」
みくのお母さん「おはよぉ」
「いいの?こんな時間だけど」
みく「え?」
「あー!ほんとだ!無遅刻だったのに!」
みくのお母さん「あーあー早く支度しなさい」
みく「あーも!行ってきます!!」
みくのお母さん「気をつけてね!」
みく「はぁはぁ」
〜前に先輩が見えた〜
みく「あの!遥斗先輩!」
遥斗「橘!お前来たのか?」
みく「はい!だってお礼ちゃんと言わなきゃだから」
遥斗「お礼?」
みく「あの!昨日はありがとうございました!」
遥斗「あー!その事か!全然いいよ!」
みく「先輩…」
遥斗「風邪は引いてない?」
みく「はい!全然大丈夫です!」
遥斗「それならよかった😳」
「学校遅刻すんぞー!早くいこ」
みく「はい!」
〜学校到着〜
杏奈「みく!昨日大丈夫だった!?」
みく「杏奈!ごめんね!昨日!ほんとにごめんね!」
杏奈「何がごめんね!?それより昨日大丈夫だったの!!」
みく「大丈夫!!」
杏奈「それならよかった」
「先輩?」
みく「うん」
「助けてもらって」
杏奈「そっか!まぁよかったよ!」
みく「あんなー!ありがとー!」
杏奈「うん!」
〜帰り〜
杏奈「みく!今日帰れん!ごめん!」
みく「いいよ!また明日!」
杏奈「ごめんよー!また明日ね!」
みく「うん!バイビー!」
((また1人か
〜下駄箱〜
遥斗「橘」
みく「先輩!」
遥斗「また1人?」
みく「はい」
遥斗「じゃあ一緒に帰ろ!」
みく「はい!」
〜帰り道〜
みく「先輩」
遥斗「ん?」
みく「あの、祭りにいた人ってほんとに彼女じゃないんですか?」
遥斗「ああ?ちげーよ。あいつとはそんなんじゃないよ」
みく「そうですか」
みく「今日も送ってくれてありがとうございます」
遥斗「おう!橘。ほんとにあいつとほそんなんじゃない」
みく「あぁ!ごめんなさい!しつこく聞いて!」
遥斗「ううん。大丈夫だけど」
みく「はい!ではお疲れ様です!」
遥斗「おつかれ。また明日」
みく「はい!」
杏奈、私好きな人が出来たよ。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。