深澤「俺のベット狭くない?」
ラウール「狭くない!」
深澤「いや、狭いだろ」
ラウール「くっついたら寝れるもん」
深澤「落ちない?」
ラウール「ふっかさん壁側行ってよ」
深澤「いや、ラウが壁側行きな」
ラウール「だーめ!ふっかさん落ちたら骨折れちゃう」
深澤「そんな脆くねーよ」
ラウール「いいから、壁側行って」
深澤「…」
ラウール「ねぇ、ふっかさん」
深澤「ん?」
ラウール「俺さ、ふっかさんの事好きなんだよね」
深澤「うん…うん?」
ラウール「大好きなの」
深澤「そ、それってさ」
ラウール「なぁに?」
深澤「メンバーとしてのすき…」
ラウール「なわけないじゃん」
深澤「で、ですよね、、あはは、は、は…」
ラウール「付き合いたいと思ってる」
深澤「ラウール、それは」
ラウール「スースースースー」
深澤「いや寝てんのかい」
深澤「寝顔は可愛いのにな」
深澤「俺も眠いし寝よ…」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。