ラウール「ふっかさん…」
深澤「ら、らう?」
ラウール「ごめん、我慢できない…チュッ」
深澤「んっ!ら、らう!」
ラウール「足りない」
深澤「んっ、あっ、ふっ、はぁ、」
ラウール「ふっかさん、好きだよ」
深澤「ま、待って!ちょ、らう!」
ラウール「なに?」
深澤「ごめん、俺無理だよ」
ラウール「俺の事嫌いなの?」
深澤「違う!そういう事じゃない!」
ラウール「じゃあなに?」
深澤「ラウの事は好きだよ?でも、その好きは」
ラウール「恋愛の好きじゃない…って?」
深澤「そ、それは…」
ラウール「うん、分かってたけどね」
深澤「へ?」
ラウール「それに、ふっかさんの好きな人何となくわかる」
深澤「な、なんで…」
ラウール「〇〇でしょ?」
深澤「……////」
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。