第61話

。。
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2021/06/21 17:25
あなたside










北斗くんが、来て



状況を聞かれた。



永瀬廉
永瀬廉
クラスの奴が、あなたを、階段から、、
松村北斗・医者
松村北斗・医者
廉くん、落ち着いて。教えてくれてありがとう、すぐに搬送するから
あなた

ほっ、、くん、、痛い、ハァハァ

松村北斗・医者
松村北斗・医者
そうだよね、、今救急車来るからね。
永瀬廉
永瀬廉
あなたあんま喋らんとき?呼吸数下がっとるから
あなた

んッ、、

松村北斗・医者
松村北斗・医者
廉くん、気道確保出来る?
永瀬廉
永瀬廉
はい、やれます。










気道確保で首に触れたとき、、







あれ、、






頸動脈(首)の脈が
永瀬廉
永瀬廉
せんせ、脈拍数上がってる。
松村北斗・医者
松村北斗・医者
わかった。今救急車来たから乗せるよ。
永瀬廉
永瀬廉
はい。





俺は、あの日から何一つ変えられてへん。











唯一違うのは










怪我がもっと酷くなって










あなたが泣いとること。










俺は、、こんな事してなんの意味があるんや。












あなたが居る未来を遠ざけただけなんか?












うるうるとしたあなたの瞳は、、











こちらを捉えて、、そのまま閉じた。
















____________________真っ赤な目で僕をじっと見つめすぐに背を向けた。あの夜かもしれないね。




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