第2話

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2019/09/15 13:49
夜神(あなた)
御館様
お食事をお持ちしました。
御館様
あぁ、ありがとうあなた
いつも助かっているよ。(ニコ
夜神(あなた)
いえ、そのお言葉私には勿体ないです。
助けられたのは私の方です。
あの日助けられていなかったら私は今ここにいません。
御館様
そうだったね。
そう私は生まれてまだ日があまり経っていなかった日。
両親は鬼に殺され、私が道端で泣いている所を御館様が助けてくださったのだ。
夜神晶子(母)
あなた!あなただけは逃がさないと!
夜神琉球(父)
あぁ!〇〇!この子を抱いて逃げてくれ!
頼む!!
父と母は仲の良かった知り合いに
私を逃がすようにと頼んだ
仲の良い知り合い
わかった!
必ず生きて帰ってくれ!!
ダッ
鬼(十二鬼月)
あーあ、あの子食べたかったなー。
鬼(十二鬼月)
希血だね、あの子。
でもまだ小さな子供大きくなったら
食べてあげるよ。
夜神晶子(母)
あの子は強くなるわ...ゲホッ
あなたなんかに負けなiゲホッゲホッ
夜神琉球(父)
もう話すのはやめるんだハァハァ
あの子が強く元気に育つよう願っていよう...ゲホッゲホッ
夜神晶子(母)
そうね...(ポロホロ
鬼(十二鬼月)
よく喋るなぁ
鬼(十二鬼月)
まぁ、もう喋れなくなるんだけどね
クチャクチャ
夜神(赤ちゃん)
オギャァァァ!
仲の良い知り合い
あぁ、よしよし。
時期にお前の母ちゃん父ちゃんもくるからな
大丈夫だ。
何か悪い予感がしたのか
幼い私は泣き出した
そして数日経って
両親が亡くなったことが分かった
仲の良い知り合い
そうか...
亡くなって...(ポロポロ
夜神(赤ちゃん)
スゥスゥ
仲の良い知り合い
ごめんな...
俺の家でお前を育てる程の
余裕がないんだ...
他に育ててくれる人に見つけてもらえるように...本当にすまない...(ポロポロ
私は分厚い毛布に包まれて
道端に置いていかれた
夜神(赤ちゃん)
ウッ..オギャァァァ!!
御館様
おや、こんな所に赤子がいるなんて
御館様
どうしたんだい。(ニコ
夜神(赤ちゃん)
アウア..(ポロポロ
幼かった私はホッとしたのか
静かに泣いた
御館様
名前が書いてあるね
夜神あなた
御館様
!?
御館様
...
御館様
君に会えたのは何かの縁だね
私が君を大事に育てるよ(ニコ
夜神(赤ちゃん)
キャッキャッ(ニコニコ
御館様
晶子、琉球、君達の子供は私が
責任もって育てるよ
御館様
(ポロ
私が大きくなった頃
御館様は剣士として育てる為に
まず体力作りなど基本的な事を教えてくれた
夜神(あなた)
ハァハァ
御館様
あなた、まだまだあるよ。
少しずつでも体力をつけて前に進むんだよ。
夜神(あなた)
はい、御館様!
体力作りをして1年
次は刀の使い方を教えてくれた
勿論体力作りをしながら
夜神(あなた)
ハァ!!
御館様
あなた、いい感じだよ。
この頃の私は知らなかったが、
御館様は私に呼吸を教えてくださらなかった。
月日が経ち私は立派な剣士になった。
でも、まだ最終選別にも行っていなく、
鬼殺隊ではなかった。
御館様
あなた。
君に会わせたい人達がいるんだよ。
夜神(あなた)
分かりました。今行きます。
(一体誰なんでしょうか?)
ガヤガヤ
夜神(あなた)
(なんでしょうか、話し声?)
宇髄天元
おいおい、御館様が派手に育てた剣士がいるんだって??
煉獄杏寿郎
うむ!御館様が育てた剣士なら強いに違いない!!
伊黒小芭内
うるさいぞ。もう少し声の大きさを考えたらどうだ、お前はいつもいつもネチネチ
甘露寺蜜璃
(またネチネチしてる、素敵だわ!💘)
冨岡義勇
...
胡蝶しのぶ
皆さん、静かにしてください。
時透無一郎
(昨日はどんな事をしたんだっけ?)
悲鳴嶼行冥
御館様がいらしたぞ...
バッ
御館様
皆、久しぶりだね。
私の可愛い子供達。
不死川実弥
ご創建で何よりです
益々のご多幸をせつに申し上げます。
御館様
ありがとう実弥。
御館様
今日は君達に会わせたい子がいるんだよ。
トコトコ
夜神(あなた)
お初にお目にかかります。(ペコ
宇髄天元
派手に美人だな。
煉獄杏寿郎
よもや!!
甘露寺蜜璃
(とても綺麗だわ!‪ ‪💕︎‬)
冨岡義勇
...
時透無一郎
綺麗な顔。
悲鳴嶼行冥
この子供が御館様の育てた剣士...
不死川実弥
御館様。
その子供柱の俺達に会わせたのには
何か理由があるのですか。
御館様
あぁ、この子は夜神晶子と夜神琉球の
子供なんだよ。
!?
胡蝶しのぶ
晶子さんと琉球さんの?
この子が...
夜神(あなた)
御館様、私のお父さんとお母さんは
柱というのは聞きましたが。
あの方達が驚く程のすごい人だったのでしょうか?(コソ
御館様
そういえば、詳しくは説明していなかったね。
伊黒小芭内
俺が話そう、夜神の子供
伊黒小芭内
お前の両親は鬼殺隊1、2を争う最強の柱だった。その2人の技は目には見えない程早く、
多くの人に一目置かれていた。
呼吸は、、、お前の母晶子さんは夜の呼吸
父琉球さんは神の呼吸だ。
2人で合わせた技もあった。
夜神(あなた)
呼吸?
伊黒小芭内
お前、呼吸を知らないのか?
御館様
すまないね、私はあなたに呼吸を教えていないんだ。
夜神(あなた)
御館様。
煉獄杏寿郎
よもや!御館様!!
その子を俺の継子に!!
御館様
あぁ、今日皆に会わせたのはこの子を
柱の君達誰かの継子にしたいと思ってね。
宇髄天元
御館様!俺が派手に継子に!
胡蝶しのぶ
私はもういますし、、、
甘露寺蜜璃
私に継子はまだ早いですわ...
伊黒小芭内
俺は継子は男がいい。
時透無一郎
僕はすぐ忘れちゃうから...
冨岡義勇
俺はお前らと違う...
継子には出来ない...
不死川実弥
あぁ?俺らとは違うだァ?
ふざけんなよぉ、とみおかぁ。
煉獄杏寿郎
御館様!!
俺には継子がいない!
是非とも継子にさせてもらいたい!
御館様
私には選べないよ。
あなた、君は誰の継子になりたい?
夜神(あなた)
わ、私は、誰がいいとか分かりません...
宇髄天元
派手に俺の継子になれ!
煉獄杏寿郎
いや!俺の!!!
不死川実弥
おいおい、お前らだけで話すすめるなぁ。
俺の継子にするんだよぉ。
悲鳴嶼行冥
私の修行は辛い...
継子は男と決めている...
御館様
あなた。どうする?
夜神(あなた)
え、あの...
宇髄天元
俺の継子にして、4人目の嫁にするんだよ!
派手にな!
夜神(あなた)
??
煉獄杏寿郎
よもや!聞き捨てならない!!
不死川実弥
晶子さんと琉球さんは俺の憧れだぁ。
その2人の子供を育ててぇんだよォ。
宇髄天元
それは俺も派手に同じだ!
煉獄杏寿郎
俺もだ!!!
胡蝶しのぶ
騒がしいですよ。
甘露寺蜜璃
(皆であなたちゃんを取り合ってる!
モテモテね!)
伊黒小芭内
御館様の前だぞ、いつまで話している早く決めろだからお前らは(ネチネチ
時透無一郎
(あれ、あの鳥なんて言うんだっけ?)
悲鳴嶼行冥
なんと、言い争いとは醜い...
御館様
スッ
御館様が口に指を当てると柱の皆さんは
膝をつき直し口を閉じた
御館様
すまないね、私は少しあなたに
説明をしなさすぎているね。
夜神(あなた)
御館様...
御館様
少しあなたと話をするよ。
子供達、一度下がってくれるかい?
御意。
柱の皆さんはどこかに行ってしまった。
御館様
あなた。こっちに来て、少し話をしよう。
夜神(あなた)
はい、御館様。
御館様
さて、まず何から話そうかな。
夜神(あなた)
御館様、私はもっと両親の事を教えてもらいたいです。
御館様
そうかい、何を知りたいんだい?
夜神(あなた)
私の...私の両親は何故...
夜神(あなた)
何故!私の両親は柱の皆さんですら一目置かれていたのに、鬼に殺されてしまったのですか!?
夜神(あなた)
あっ...
私はつい、声を荒らげてしまった。
夜神(あなた)
申し訳ありません...
御館様
大丈夫、落ち着いていて。
夜神(あなた)
はい...
御館様
何故、強いあなたの両親が殺されてしまったのか。だったね。
御館様
それはね、鬼は十二鬼月というとても強い鬼だったからだよ。
夜神(あなた)
十二鬼月の鬼はそんなに強かったのですか?
御館様
あぁ、でもあの二人は十二鬼月にやられるような人達じゃなかった。
夜神(あなた)
では、何故...
御館様
それはね...

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