なんてことを考えてると、仕事はいつもより何倍も早く終わってしまう。
それほどドキドキしている。
だってだって!人生初のデートなんだもん!!
なんて幸運なんだろ、今日の自分!!
そうして私は駅に歩いていく。
すると、、
ポツポツ…ポツ…
ポツポツポツポツ…
ザァー…!!!!
私はとりあえず、駅のホームで雨宿りをして待つことにした。
そんなことをブツブツ呟きながら、あの人が来るのを待っていた。
雨はあっという間に激しくなり、そこら中に水溜まりを作り始める。
と、そうこうしていると…
奥から誰かが呼ぶ声がする。
まさか…!?💓
彼はずぶ濡れだった…。
私を待たせていると思ったのか、全力で走った姿が想像できる。
優しいな…(また惚れちゃう…////)
こ、こんなの恥ずかしすぎるよ…
なんて無茶ぶりを!!////////
マルは、どうしてこんなキュンとするセリフを軽々言えちゃうんだろう…。
もうこんなん毎日言われたら、心臓が持たないよ…/////
当分死にそうな思いで過ごすんだろうな…笑
こんなたわいもない話をしていると、時間が止まってるように感じて、もっともっと彼のことを知りたくなる…
両思いになりたい…
彼を、マルを、独り占めしたい…
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。