どうしよ。寝坊しちゃった。
起きるの遅いわよー。
急ぎなさい。
もー。何で起こしてくれないの。
早く寝ないから悪いんでしょー。
あー。髪結ぶ時間ないや。
まぁいっか。
急いで玄関を出ると、隣の家からも誰かが出てきたのが分かった。
あれ?あなた?もしかして寝坊?
そうですけど。それより先輩も寝坊じゃないですか。
あーあ。あなたもう忘れたの?目合わせてない。それに俺の名前ちゃんと呼んでよ。
だからそれ苦手なんですってばっ。
わざわざ立ち止まって目を合わせてきた。
約束破るからでしょー。
じょ、じょしゅあ先輩。
真面目に寝坊したんですからね?
少しは急いでくださいよ。
もう。恥ずかしがり屋さんなんだから。
(ん?ちょっと待てよ。私は毎朝じゅんと学校に行ってたよね?という事は...じゅんに連絡し忘れたぁーー。)
ようやく学校に着いた。
じゃあまたね。
じゃあ。
靴箱にはじゅんがいた。
珍しいね。寝坊なんて。
ごめんね。連絡し忘れて。
ううん大丈夫。それより髪結んでないんだね。
時間なくって。
さっきの人ってさ、昨日の転校生だよね?
う、うん。
あなたってさ、俺が何であなたと一緒に学校に行きたがってるか分かる?
それはー...私以外友達いないからでしょ。
それとも...幼馴染だから?
あなたの事好きだからに決まってるでしょ。
え
ずっと俺はあなたの事が好きだった。
そうだったの?
なのに、寝坊した挙句に先輩と登校してくるってどういう事?
先輩は、家が隣でそれでたまたま先輩も寝坊して一緒に来る事になっちゃったっていうか。
家が隣?
うっ。言ってしまった。
そんな事まで俺に隠してたんだね。
隠すつもりは無かったんだけど、言いづらくて。
じゅんは足早に教室へ向かって行った。
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編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!