私は昔.....すごく仲の良い心友がいた。
聖奈は自殺した。
違う...他殺だ、
誰かが殺したんだ。
あの頃は楽しかった。
私は倒れている聖奈を見つけた。
上を見上げたら笑ってる2人が見えた。
救急車に連絡はしたものの...
まだ来ない...
私は何も出来なかった。
心友の異変にも気づけなかった...
私に何かを渡した時に息絶えた...
何も反応しない...
私は聖奈を抱きながら泣いた、
そして自殺と見なされた。
私は聖奈を殺したやつに復讐をしたい...
聖奈と夢を叶えたかった
なんで聖奈が...
私があの時ついていけば聖奈は生きてた?
守れなかった...
後悔ばかり...
あの時...助けなかった先生もいじめて殺した主犯も見て見ぬ振りをしたあの時のクラスメイトも全員死ねばいい...
そう思ってもあいつらは笑って毎日幸せそうに暮らしてる。
私が有名になったら...顔を変えて媚を売ってきたり...
最悪の人達...
聖奈...ごめんね
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!