第157話

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2019/03/02 05:57
機械音だけが鳴り響く病室

あなたは眠っている

加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
移植するのかよ...?
そんな重苦しい空気に口を開いたのはシゲだった
小山慶一郎
小山慶一郎
うん。あなたにしてやれる恩返しだから
俺は最後に好きな人の為にできる最後のこと。

それは君の心臓が止まってしまったら俺の心臓をあげること。

加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
それでいいのかよ...?
小山慶一郎
小山慶一郎
あぁ...でももしも移植してあなたが起きたら言っといてくれないか?
俺が死んだら

シゲに言っといてもらう言葉

それは
小山慶一郎
小山慶一郎
愛してます。あなたと付き合って幸せでした。ありがとう。
そう。苦しめないように

君の中で俺は生き続けるんだ。
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
分かったよ...
シゲなら安心だな。
手越祐也
手越祐也
あなた!!!
静かになる時間はもうないんだ。

手越達が駆けつけた
増田貴久
増田貴久
何があった...
実の兄まっすーも
シゲが説明をしてくれた。

そして移植の事も
手越祐也
手越祐也
慶ちゃん...
すぐ涙目になる手越

その涙何回俺は拭えるのかな?

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