第198話

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2019/06/07 07:43
あなたは弱々しい手で俺の頬を触った。

俺の涙を拭うかのように
二宮YOU
二宮YOU
泣かないで...
そう言って弱々しい笑顔を見せてくれた。

小山慶一郎
小山慶一郎
だって...
君の体温が頬をつたいよくわかった。

生きている。

それだけで安心してしまう。

君は笑う。

昔のような笑顔で笑う。

君の笑顔は俺が一番大好きなんだ。
加藤シゲアキ
加藤シゲアキ
あなた!
シゲ達も急いで駆けつけたのか

息が上がっていた、

二宮YOU
二宮YOU
落ち着いて...?
手越祐也
手越祐也
...良かった!!!!
手越は叫びながら泣いた。

シゲはほっとしていた。

まっすー.....
増田貴久
増田貴久
良かった〜
そう一言言った。

増田side


和也先輩から聞いた。

あなたの兄は二宮先輩だってことを。

昔のことを話してくれた。

記憶が無いから確かなのか分からないが

あなたはお兄ちゃんの事は二宮先輩だと思っている。

これって...やっぱり悲しいよね...

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