ライブだ。
どうしよう.....
ファンサも多分してくれないんだろうな。
祐也のハイテンションで始まった。
もうライブをやる体力も残されてない。
次々にファンサをやってくメンバー
あやめの甘えた声にファンは
いいよぉぉぉぉぉ!
って叫んでいた。
もうダメだ。
1人俯いていた。
あなたと慶ちゃん!指さして!
ってうちわが目に入る。
慶ちゃんは普通にやってくれた。
でも貴久 シゲ 祐也 あやめ はやってくれなかった。
だよね。
そんな気はしてた。
それを見ていた後輩がライブが終わって
Hey! Say! JUMPの二人が来てくれた。
でもごめんね...食べれないんだ。
かれこれ何も口にしてない。
薮くん...
安心させるかのように言った。
家に帰りTwitterを見たら、
あなたᵃⁿᵈ慶ちゃん推し 今日ファンサ少なかった。
あなた推し 大丈夫かな?
祐也推し あやめが来てからあなたが暗くなってる。
コヤシゲ NEWSの中悪くなった?
あやめ推し あなたが元気ない😭
まっすー大好き 何かあったのかな?
気づけば私は遺書を書いていた。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。