私はその形見を持ってFischer'sにお礼を言って
慶ちゃんに内緒で日本に帰った。
そう...あの時...忘れていた犯人を探す。
高校には停学処分にされた。
そんなことはどうでもいい
私が向かったのはあの山奥の施設...
本当は行きたくないけど...行かなきゃ
聖奈の約束が守れない。
ここには来たくない...
足が今もすくんだ。
でも1人だけLINEで伝えた。
きっと.....迎えに来るから
その保険も掛けて私はあの山の奥へ向かった
私は...怒りで溢れていた
_______は私に近づいた。
そして唇を奪われた
2度目だ
不吉な笑を浮かべながら
そこから意識が途切れた
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。