プリ小説

第2話

youside

「ねぇ、ねぇ。なんでそんなこと言ったの?」




ぷくーっと両頬を膨らませているから、もちもちしたニキビひとつない肌の方が目につく。




「だってもう、ヌナは高校卒業なんだよ?」




「まだ3年生になったばっかりでしょっ!」




この子の言うことは正しい。




つい二ヶ月ほど前に、可愛いこの子はわたしと同じ高校へ入学。




私は三年生、最上級生となった。




「んん”~なんでって、ねぇ?」




「誤魔化さないで!」




プンプンと効果音のつきそうな可愛い怒り方をするもんだから、つい柔らかい髪に指を通してしまう。




そんな私の手を握って詰め寄ってくるのは(可愛いから)いいけれど、そう言われたって明確とした理由を私は持ち合わせていない。





「本当だよ、しっかりした理由はないの。」




「むぅ~じゃあ、」




「強いて言えば、女の子が怖いからかな。」





「ぬなっ!!」





ヌナは悪くないの!




みんなを魅了しちゃうぐーちゃんが悪いんだよ!





そんな言い訳を頭の中で流してみては、可愛いこの子にそんなことは言えないと頭を振った。

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 ぴーち少し消えるね
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 隠れて生きてます 、Peachです。 ぴも愛してる。
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