第63話

2,277
2020/06/05 11:06


今日から仕事の日。



職場はpledisの事務所のひとつの部屋。



u
じゃあ、始めますか〜!
ジョンハン
ジョンハン
はーい
スンチョル
スンチョル
お願いしまーす
ジョシュア
ジョシュア
なんか新鮮ㅎ
スンチョル
スンチョル
前まで教えてくれてたのはヌナだったからなㅎ
u
そうなんだ〜
u
私は先生なので!ビシバシいきますね!



まずは知っているであろう挨拶も

最初から丁寧に教えた。




ジョンハン
ジョンハン
「ありがとごじゃいまーす」
ジョシュア
ジョシュア
夜は何だったっけ?
スンチョル
スンチョル
「こんばんは」じゃなかったっけ



そして、ひらがなも今日は20個ほど教えて。






u
今日はこれで終わり!
ジョシュア
ジョシュア
疲れた〜
ジョンハン
ジョンハン
あなたの分かりやすい
u
ほんと?嬉しいㅎ






コンコンコンとノックの音。








スンチョル
スンチョル
はーい




初めて会う人。








社長
お、やってるか?
スンチョル
スンチョル
おはようございます
スンチョル
スンチョル
はい、今終わりました
社長
じゃあ、ちょっとあなたさん、いいかな
u
は、はい





3人は宿舎に帰って、取り残されたのは
私と偉い人。



社長
ジフンと付き合ってるんだって?
u
は、はい…
社長
いや、否定してる訳じゃない
社長
この世界は大変で、狭くて、世間からの目もある。だから、決してバレるようなことはしないこと。それが守れたら、恋愛は許容範囲ㅎ
u
ありがとうございます…
社長
で、ジフンはどう?かわいい?
u
ものすっごくかわいいですㅎㅎ
社長
 わかった、今度伝えとく
u
だめですよ〜!





少しの焦りと不安を抱えたまま

私も宿舎に直帰した。








u
ただいま〜
ドギョム
ドギョム
おかえり!
u
おー!ドギョマ!
u
ウジくんは?
ドギョム
ドギョム
ヒョンは作業室!
u
はーい!



駆け足で作業室に行って、勝手に入った。



u
ウジくんただいま!
ウジ
ウジ
お、帰ってきた
ウジ
ウジ
おかえり


ギターを弾きながら、なにか考え事をしている。





u
ウジくん?どうしたの?
ウジ
ウジ
メロディーは出てるのに、歌詞がまだでな
u
そっか…
u
お仕事中にごめんね
ウジ
ウジ
いや、いいタイミングで帰ってきた
u
え?
ウジ
ウジ
今、結構溺れてる詩が作りたいんだ
u
なにに溺れてるの?
ウジ
ウジ
彼女に
u
か、彼女…
ウジ
ウジ
あなた、なにかしてくれない?
u
ウジくんのためになるなら…
ウジ
ウジ
俺があなたに依存してるって、感じさせて
u
え…



難しい問題







u
ちょっと待ってて…



私は彼を目の前に連れて来た。




ドギョム
ドギョム
u
ドギョマ、だっこは?
ドギョム
ドギョム
え?ヒョンの目の前だよ?
u
いいの
u
私がだっこしてほしいな
ドギョム
ドギョム
じゃあ、するね?
ドギョム
ドギョム
ヒョン、みあね?



私は彼と抱きしめあった。







1分間。






どう感じてる?



どう感じさせたらいいの?







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