第489話

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3,888
2022/11/26 05:48




in 会社関係者入口









グク
グク
じゃあヌナ
今日も終わったら迎えに行くから
(なまえ)
あなた
うん!分かっ…







テテ
テテ
迎えなら僕も行くよ
グク
グク
っ…!











今日はBTSもTXTも自社で撮影がある











会社に着くなり、何度も念を押されながら



迎えの約束をしていると



グクの後ろからひょこっと顔を出したテヒョン








グク
グク
何でヒョンも来るんですか!
テテ
テテ
僕だってあなたさんが心配だし
大切なメイクさんだもん
テテ
テテ
"弟" ばっかりに任せておけないよ
グク
グク
っ………
テテ
テテ
それに…早く会いたいしね
テテ
テテ
だから終わったらすぐ行くよ
(なまえ)
あなた
テヒョン…//








優しく微笑んでくれるテヒョンに



また頬がぽーっとしてくる














テテ
テテ
そんな顔されると、離れたくなくなるんだけど?
(なまえ)
あなた
っ…!////








耳元でそんなこと囁やかれると



もうドキドキが…//









グク
グク
ッ…ヌ……








テヒョン
テヒョン
ヌナっ!
グク
グク
は?
テテ
テテ
あ、アイツまたっ…!
(なまえ)
あなた
テヒョン…?






テヒョン
テヒョン
お疲れ様です!
テヒョンイヒョン、グギヒョン








2人に深々と頭を下げて挨拶するテヒョンは



相変わらず礼儀正しくて紳士的











だけど…









テヒョン
テヒョン
ヌナ、迎えにきたよ?
(なまえ)
あなた
え…あ…
グテ
グテ
……………








私に綺麗な笑顔を浮かべるテヒョンには



あの2人の凄まじい圧が、見えてないのかな?、、









グク
グク
テヒョナ
テヒョン
テヒョン
はい?
グク
グク
なんでヌナって呼んでるの?
テヒョン
テヒョン
あぁ!これは、昨日ヌナと
2人で話した時に…
グク
グク
ふた…っ?!
(なまえ)
あなた
し、仕事がしやすいように
"皆んなで" そうしたんだよね!
テヒョン
テヒョン
はい
テテ
テテ
でも僕昨日、ダメって言ったはずだけど?
テヒョン
テヒョン
それは…そうですけど
テヒョン
テヒョン
やっぱり僕、ヌナって呼びた…
グク
グク
ダメ
グク
グク
仕事のスタッフなんだし
あなたさんとか
チョン・あなたさんとかにして









うわ……なんだかすっごく昨日のデジャブが、、









テヒョン
テヒョン
でも、なんだかそれじゃ
他人行儀ですよ、、
テヒョン
テヒョン
僕、ヌナともっと近づきたいので
(なまえ)
あなた
っ…//








一瞬、テヒョンと目があった気がして



ドキッとした












グク
グク
近づきたいって…それ
グテ
グテ
どう言う意味だよ









うわ……綺麗にハモッテル。。











グクはいつものことながら



テヒョンまで…?












なんだか、このまま続けたら



喧嘩始めちゃいそうな勢いだよ…











テヒョン
テヒョン
どう言う意味って、そのま……
(なまえ)
あなた
わー!!テヒョン!!
時間だいぶ押してるね!
テヒョン
テヒョン
え?まだ……
(なまえ)
あなた
大変!迎えに来てくれてありがとう!
(なまえ)
あなた
2人ともじゃあまた後でね!
テヒョン
テヒョン
ヌナ?待っ…?!……//









私はテヒョンの手を引くと



2人とは反対方向へ歩き出す












グク
グク
ヌナ!
(なまえ)
あなた
……?
グク
グク
今日の朝食、美味しかったね
(なまえ)
あなた
え……






何で今、朝食の話しなの?



って思ったのも束の間









グク
グク
また明日も "一緒に" 作ろうㅎ
テヒョン
テヒョン
……?!







グクのとんでもない発言に



あからさまに動揺するテヒョン(TXT)











当たり前だ。。



私とグクが姉弟なのも知らなければ



今宿舎で皆んなと住んでるなんて



知るよしもないんだから







テテ
テテ
ㅎ……明日は僕も一緒がいいな
(なまえ)
あなた
なっ……
テヒョン
テヒョン
それってどういうことで…
(なまえ)
あなた
っ……テヒョン急ごう!









何を言い出すのこの2人は…



とにかくこれ以上何か言い出して悪化する前に



テヒョンを引き離すのが先決だ









テテ
テテ
テヒョナ〜!
"僕たちの" あなたさんを宜しくね!
テヒョン
テヒョン
っ…!
テヒョン
テヒョン
はい……失礼します








笑顔で手を振るテヒョン(BTS)に



律儀にお辞儀をするテヒョン(TXT)



だけど…








(なまえ)
あなた
テヒョン…あれはねっ…
(なまえ)
あなた
っ!……









振り返って何か考えるように



押し黙るテヒョンの瞳は、妙に暗く見えて





















なぜか少しだけ…たじろいでしまう








(なまえ)
あなた
💭綺麗だからなのかな…
  やっぱりどこか…








狂気じみた美しさ…って感じなのかな?











テヒョンやグクとはまた違った



強いオーラに、あてられてしまいそう












だけどそんな私の心配も












テヒョン
テヒョン
ヌナ
(なまえ)
あなた
ん?
テヒョン
テヒョン
今日も会えて嬉しい
テヒョン
テヒョン
メイク、楽しみにしてるね//
(なまえ)
あなた
うん…!こちらこそㅎ








頬を染めて柔らかく微笑んでくれた
テヒョンによって




すぐに消えてしまった









(なまえ)
あなた
よーーし!今日も頑張ろうね!
テヒョン
テヒョン
うんㅎ
テヒョン
テヒョン
あ、朝食のことは
その時聞かせてね?
(なまえ)
あなた
えっ?!
(なまえ)
あなた
な、なんのこと…かな?
テヒョン
テヒョン
僕、記憶力は良い方なんだㅎ
テヒョン
テヒョン
ちゃんと聞くまで、気になって
仕事どころじゃないな〜
(なまえ)
あなた
それは…困ります
テヒョン
テヒョン
ㅎㅎ
テヒョン
テヒョン
じゃあ、後でね♩









控室に着いてメンバーに囲まれた私に



アイドルスマイルまで向けられて



逃げられないことを悟った














テテ
テテ
グガ……
グク
グク
はい?
テテ
テテ
僕、無性に嫌な予感がするんだけど
グク
グク
奇遇ですね
俺もですよ






グク
グク
ヒョン…ところで
テテ
テテ
ん?
グク
グク
何でヌナと同じ香りがするの?
テテ
テテ
うわ。凄いね
グク
グク
誤魔化さないでください
テテ
テテ
んふっㅎ
秘密〜
グク
グク
なっ…!
テテ
テテ
でも、こんな弱い香り
よく気づいたね
テテ
テテ
よっぽど近くに寄らないと…
え?!朝何かあった?
グク
グク
…さぁ?
秘密ですよㅎ
テテ
テテ
は?!狡いぞ!
グク
グク
ヒョンこそ!内緒ってなんですか!
テテ
テテ
はっ…わざわざ弟に言う必要無いだろㅎ
グク
グク
ヒョンなんて
ただの仕事仲間じゃないですか
グテ
グテ
( ;`・~・)ぐぬぬ……
グテ
グテ
……………












グテ
グテ
💭はぁ…嫉妬でどうにかなりそうだ






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