第482話

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2022/11/14 14:38




(なまえ)
あなた
ッ……テヒョ…//
(なまえ)
あなた
んっ…//







一度触れた唇がゆっくり離れると



今度はゆっくりと感触を確かめるような



優しいキスが降ってくる








(なまえ)
あなた
っ……//
テテ
テテ
あなたさん…口開けて?ㅎ
(なまえ)
あなた
はぁ…待っ…んっ///








どうしていいか分からずに



唇を硬く結んでいた私に











熱っぽい視線を向ける



彼の甘い囁きが聞こえてきて











そんな彼に魅せられた私の隙をつくように



唇の隙間から、テヒョンの舌が入ってくる











だけどすぐに深くじゃなくて



舌先を触れ合わせて



お互いのカタチを確かめるように



彼の舌はゆっくりと私のナカに触れてきて











内側から蕩かされるような感覚に



頭がポーッとしてくる









テテ
テテ
はぁ…あなたさん…/








しかも目の前ではテヒョンが私の名前を呼んで



物欲しそうに瞳を蕩けさせていて



胸がキューっとなる









(なまえ)
あなた
ん…テヒョン、ダメだよ//
(なまえ)
あなた
誰かに見られたら…//
テテ
テテ
見られなければいいの?
(なまえ)
あなた
ッ…//
テテ
テテ
誰もいなければ
…してもいいってこと?
(なまえ)
あなた
それは…その…///
テテ
テテ
否定しないんだね
テテ
テテ
…期待しちゃうな
(なまえ)
あなた
期待って……ッん//









あ………また、優しいキス











くちゅっと音を立てながら



舌同士がゆっくり絡み合って











吐息まで溶け合うようで



すごく甘くて…











いくら個室とはいえ



こんな誰がいつ入ってくるかも分からない場所で



変装も何もなく、深いキスをしているなんて











絶対にダメなのに



すぐにでも、やめないといけないのに









(なまえ)
あなた
ふ…はぁ…//
テヒョン…///
テテ
テテ
っ…//









縋り付くように彼の肩に手を回すと



私の後頭部に回っていた彼の手が



私の頬を優しく撫でてくれた











そしてそれを合図かのように



キスの激しさは増していって











自分のなのか彼のなのか分からなくなるほど



深く深く絡まる







(なまえ)
あなた
 んっ…はぁ、、ふっ//
テテ
テテ
はぁ…っ//
(なまえ)
あなた
……あっ//







夢中で求める彼の手が



私の腰に触れると



信じられないほど甘い声が漏れ出てしまう











テヒョンがくれるキスも



感じる温もりも、鼻を掠める彼の香りも



全部が心地よくて



そんな彼の全てに、呑み込まれてしまいそう









(なまえ)
あなた
んっ……テヒョ…//
テテ
テテ
はぁ…ッ……//
テテ
テテ
、、…………









だけどそんな私とは反して



テヒョンの唇は、銀糸を名残惜しそうに引きながら



離れていってしまった













テテ
テテ
ッ…ダメだ
(なまえ)
あなた
テヒョン…?
テテ
テテ
このままじゃ…
ここで抱いちゃいそう
(なまえ)
あなた
っ/////
テテ
テテ
はぁ…こんなに自制できないなんて
テテ
テテ
僕…2週間待つかな、、
(なまえ)
あなた
2週間…て?









私のおでこに、おでこをくっつけたまま



テヒョンは苦しそうに眉を顰めている










テテ
テテ
2週間後のオフの日
僕と会ってくれない?
(なまえ)
あなた
え…//
テテ
テテ
デートしよう?
(なまえ)
あなた
デート……
テテ
テテ
前に、ツアーが終わったら
伝えたいことがあるって言ったでしょ?
テテ
テテ
その日に伝えるから
……会ってくれる?
(なまえ)
あなた
っ…うん…分かった//
テテ
テテ
ふふ……良かったㅎ








フニャッと柔らかく微笑むテヒョンは



相変わらず、すごく優しい顔をしていて











『伝えたいこと』…が何なのかは分からないけど



絶対違うって分かってるけど



変な期待が頭をよぎってしまう











前に彼に抱かれた時に



『適当な気持ちじゃない』って言ってくれたこと











もしかしたら…もしかしたら…



テヒョンも私と同じ気持ちで



少しはいてくれてるのかなって



そんな……淡い期待を












テテ
テテ
はぁ…それまでは我慢だ、、
(なまえ)
あなた
??








テテ
テテ
あなたさん…
(なまえ)
あなた
?……んっ!//
テテ
テテ
……2週間後、楽しみにしてるねㅎ









もう一度、軽く触れるだけのキスをすると



テヒョンは私から離れていった











2週間後……



いったい、何を伝えてくれるつもりなの?











もし…もしもだよ



私が想像していることが、現実になったとしたら








(なまえ)
あなた
💭嬉しくて…どうにかなっちゃいそう//








テヒョンと想いが通じ合ったら



もうそれだけで幸せで、倒れちゃいそうだよ











でも……




だけど………














……………………………………………………………
リア
リア
オンニ〜♡
………………………………………………………………












その時私は……いったいどうするの?











私は……………










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