第3話

さん
765
2019/11/09 06:55






『いただきマンボー』










って言ってんのは人がいないから。










お昼ご飯いつも空き教室だもん。アハ←










だからクソ邪魔な前髪だってちょんぼしてるよ?










『んまっ…今日砂糖と塩間違えたと思ってたけど間違えてなかった……』










私は一人暮らしだから










お弁当だって自分で作る。










??「それでさー!あいつが本当に面白くて!笑」










??「ちゃんと前見てあるけー。ぶつかるぞー。」










??「えー?ゴツンッ」










『ひいいいい!!!!』










んっ!!やべっ!!!










??「…なんで!ここ誰かいる!

俺の秘密基地!!」←










??「まぁ空き教室だし誰か入ることはあるでしょ……」










これ…隠れるしかないよね?










確か昨日暇で掃除ロッカー掃除した気が…←ダジャレみたいだね










『よし綺麗…ここで食べよ』










??「…あれ?静かになった」










??「あ。じゃあ隣の教室の声じゃね?」










??「そっかそっかぁ!!!」










ガラガラッ










??「んふっ。笑 誰もいなーいっ!」











??「…眼鏡。置いてある。」










あ。え。










忘れた…。









いやだってさ!休み時間くらい!外したいもん!←









??「んー先生の忘れ物じゃない?」










あーてかみんなこいつらずっとはてなじゃ人わかんないか。









中島と菊池。










で今中島先生の忘れ物じゃない?って言ったでしょ?










ということは…女をただのものとしか見ていない!←










菊池「…いやこれどう見てもあの子のでしょ!」










中島「…あなたの?!?!?!」











菊池「そうそう。」










……こいつわたしのなまえしってんの?!?








びっくりドンキーだわ…←











中島「…じゃあ掃除ロッカーの中にいるはず……」










……てか待て。









今の私の顔。









ちょんぼだぞ










それに顔前髪で隠れてるけども一応メイクしてるかんな












中島「てーいっ!!!!ガチャッ」










『やだああああああああぁぁぁ!!!!!!』











中島「…誰」











『椎名あなた』











中島「え?!?!こんな可愛いの?!?!は?!?!」











菊池「あ。もしかして逆高校デビュー?」










『その通り〜』








中島「俺の中学ん時じゃん……」










『私にとってはお前が私の中学ん時だよ』












中島「ねぇ。本当に俺あなたのこと好きだから」











『陰キャをからかうのも程々に』










中島「ねぇからかってない。本気」











『もう私帰るから。眼鏡返して?』










中島「…あなたのその可愛い顔誰にも見せたくないから返す……」











『てかいつも余裕そうなのに余裕無いね?

後私はあんたのこと絶対好きになんない。

胡椒臭いその笑顔大っ嫌いなの。本気にして欲しかったら

まずそれを治せ。いい?』











中島「…うん。俺頑張る」











『まぁせいぜい頑張れ。

休み時間と放課後いつも私ここにいるから』










菊池「中島よかったじゃんいい情報」









中島「俺頑張るもん!!」










菊池「キャラ変わってますよー王子ー」










中島「honeyまたね?ニコッ」







『だからそれが嫌いって言ってんの!!』









ガラッバコッダンッ










中島「あーあ…行っちゃった。」










菊池「…閉め方激し……」



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