「お邪魔します…」
松村「はぁい」
見た目通り、モノトーンで統一されていて
大人の色気がある部屋で…
松村「適当に座ってて?」
「失礼します…」
松村「ご飯作るから待ってて」
「はぁい…」
知ってる先生の家なのに落ち着かない…
緊張する、…
そしてふと目に入ったのが…
「卒アル…ボソッ」
ページを開けば若かりし頃の先生が、笑
意外とかぁいい…笑
クラスメイトの写真を1人ずつ見ていけば…
「田中樹、?…先生、?、」
あの二人同高、?!?…
知らなかったぁ…
松村「何見てんだよ」
「ビクッ、!!!、」
「あ…いやぁ…卒アルを…」
松村「だ~め。終わり」
「はぁい…」
松村「ご飯できたから」
「え美味しそ」
松村「あ~俺の事舐めてるでしょ?」
「舐めてないです、!!!、笑」
松村「ふッ笑」
「いただきます、」
松村「ど~ぞ」
パクッ
松村「どう?美味しぃ?」
「おいひぃ♡」
松村「良かった」
学校とはまた違う雰囲気の先生、
ネクタイもしてなくてシャツのボタンが何個か外れてて…
エロい、
めっちゃエロい、
松村「なに?笑なんかついてる?」
「へ、?!…あ…いや、」
「あ、先生と田中先生って同じ高校だったんですね」
松村「まぁね~」
「仲良かったんですか?」
松村「俺陰キャであっち陽キャだからさ笑」
「でも今は仲良いですよね」
松村「あいつと幼なじみだから」
「へ~…」
「いやいやいやいや、よく幼なじみとそういうこと出来ますよね」
松村「は?笑」
「私も幼なじみいますけど…絶対にそういうことしようって思わないですもん…」
松村「俺らは男だからいいんです~」
「ふ~ん」
松村「早く食べてよ?、」
松村「一晩中ヤりたいからッ♡」
「…//」
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編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。