あれ。及川くんからlimeだ...
及「ん?んんん???あ!ミミズクヘッド!!」
木「...?? 鰹節!!」
岩「お。七瀬。 」
及「え?!あなたちゃん?って!なんでミミズク野郎といんだよ!」
『お、及川さん試合中ですから静かにしてください!』
及「(´・-・`)ムスッ」
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ピッピー 勝者:烏野高校
及「んじゃ俺らはさっさと帰んべ!表彰式なんて死んでも見たくないかんね!」
岩「お前つくづくうんこ野郎だな。じゃあな。七瀬」
『あっ。はい!また』ニコッ
『えっと。光太郎くん、この後烏野のメンバーのとこ行く?私ちょっとウシワカさんに用があるの。』
木「んー。じゃあ行ってこようかな。翔陽褒めてくる!」
『わかった!烏野のメンバーのとこあとから行くね!』
あっ。白鳥沢の人だ!!
『あっあのぉすみません...』
天「んー?」
『牛島さんってどこにいらっしゃいますか?』
天「んー。多分あっち!若利くんの知り合い??」
『まぁそんなところです!ありがとうございます!それと、お疲れ様でした。ブロックキレッキレでしたね』ニコッ
天(ぇぇぇぇ見てたのかよ。)
『若利くん!!』
牛「??...七瀬あなた。」
『フルネームで呼ばなくたって!!』
牛「では...七瀬。なんだ。返事決まったのか。」
『多分。多少のブランクはあるかもしれないけど、私に務まるならやってみたい。だから、お願いします。』
牛「そうか。ありがとう。」
『こちらこそ、お誘いありがとうございました。チームとしてこれからよろしくお願いします。...あと、今日のスパイクも凄かったですよ。』
ほんの少し、若利くんの顔が輝いていた気がした。
私が烏野のみんなの所に行くと最初に気がついたのは西谷くんだった。
西「七瀬さーん!!」
『ノヤくん!!』
西「ウシワカ除いても多分あいつらのサーブはトップレベルだったはず。でも七瀬さんのお陰で余裕で取ることができました!合宿の時はあざっしたっ!!」
『いえいえっ!全然、私のサーブより生川高校のサーブが効いたのでは??』
西「あの中じゃ断トツで七瀬さんが凄かったですよ。」
『あはは...』
良いのか悪いのか笑
『潔子ちゃん!!』
清「?どうしたのあなたちゃん」
『これっ。実は昨日作ってきたからみんなで食べてね』昨日工の家で作らせてもらった大量のクッキー。
清「えぇっ!ありがとう!!」
『それと、光太郎くんもいる事だしみんなにお知らせがあります。...少し前に私がU15出た頃の監督に日本代表にならないかって声をかけてもらってて、もうバレーやってなかったし、断るつもりでした。でも。若利くんにもお願いされたり...みんなを見ていたらまたバレーをやりたくなったんです。だから、日本代表になります。だから、みんなの力を貸してもらってもいいですか。』
わたしが話してる間、みんな静かに聞いてくれて、日本代表になると言った瞬間目を見開いて、力を貸してと言った瞬間微笑んでくれて。(主に3年ズ)
1番最初に口を開いたのは...木兎くん。
木「...とう...」
『??』
木「おめでとう!あなた。もちろん俺らの部活も参加するよな?」
『うん!!ありがとう!』
澤「俺らの練習。逆に付き合ってくれ笑」
『もちろん!!サーブも、レシーブもブロックもトスもアタックとメンタルそしてバネも少しでも身につけてこその日本代表だと思います。全部。吸い取りに行かせてもらいます』ニカッ
烏「また、遠征お願いしてもいいのか?」
『それは、梟谷グループと相談ですね笑』
『梟谷学園は絶対勝ってまた。オレンジコートで貴方達に会うつもりですよ。ね。光太郎くん。』
木「当たり前だ!!」
『今度は負けたらさよなら。もう1回がない試合で。まぁ、その前に沢山遠征組んでくださいよ笑』
木「あなた。そろそろ新幹線がやばいぞ」
『そうだね...。また』
木「じゃあな!お前ら!」
体育館から出ると木兎くんはさり気なく手を出してくれて、その手をついとってしまった...でも多分私の顔は真っ赤だと思う。
木「珍しく強気なあなたも、いいと思う。」
『なにそれ笑』
木「応援してるからな。」
『ありがと。』
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。