第24話

第15話 伝える日 Part2
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2018/11/12 15:48
明日は、終業式。チャンスは今日の帰りのみ。

この気持ちにさよならをする日は今日だ。私の初恋の人、ありがとう。

朝家族に頑張ってこいって送り出されて教室で、雪絵ちゃんとかおりちゃんと繭ちゃんに話して。そしたら3人も頑張れって応援してくれて。やっぱ、いい友達を持った。

もうすぐ部活終わっちゃう。

赤葦「七瀬さん。今日ボーっとし過ぎでは?」

『あっ。ごめんなさい...』

赤葦「緊張するのはわかりますが、バレてしまいますよ。」
と耳元で囁く赤葦くん。

『ごめん。気をつける。』

コーチ「それでは本日の練習は終わりだ。今日は体育館の点検日なので早めに帰るよーに。」

全員「はい!」

別のTシャツに着替えて、ジャージ着て外に出るとやっぱ、ちょっと寒いなぁ...

木兎「いつもより早いな。」

『そー?』

『明日、頑張ってね。』

木兎「お前にしか言ってないからなぁ...」

『そーなの?じゃ私がみんなの分も応援する。』

木兎「ん。ありがとう。」

『あのさ...木兎くん。多分告白する前日の人に言うの絶対違うけど...木兎くんの事が好き。』

木兎「は?!」

『いや。ごめんごめん。その...付き合ってとかは言わないよ。ただ、この想いを伝えたかっただけ。』

木兎「まってあなた。」

『?』

木兎「俺、明日あなたに告るつもりだったのに。」

『え!?』

木兎「もーいいや!あなた。好きだ。俺と付き合ってくれませんか。」

『〜っ!はい泣』










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