第14話

第12話 優しさ
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2018/11/04 16:33
青城と、烏野の試合か...
烏野は今回、2mもお祭りチームも、今の小さな巨人も倒してここに来てる。つまり、私が知ってる烏野よりも強くなってるんだ。
『仁花ちゃん、緊張するね。』
谷「そうですね...でも。日向達なら勝てる気がします。」
『お。仁花ちゃん言うね笑』
谷「やっぱ、私には信じることしか出来ないので...」
『それと応援ね!私はどっちも応援してるけど...』


ー試合 終了ー(ショートカットしてすみません...)
最後に及川くんは反応してた。その前のドンピシャなトスも。全部全部。重なってたのに負けてしまった。それは、少し烏野が上だったんだと思う。青城の所に行くのはもう少し。後にしよう。

ピコンッ(スマホが鳴る)
?...木兎くん?!
光太郎くん
光太郎くん
明日。日帰りだけど宮城行く。決勝戦見に行くから。
あなた

え?!光太郎くん、ちゃんと来れる?!駅まで迎え行こうか?

光太郎くん
光太郎くん
おい笑あなたは、俺の事なんだと思ってんだよ。でも、行ったことねーし一応来て。
あなた

分かった。
決勝戦、烏野と白鳥沢だよ。

光太郎くん
光太郎くん
やっぱ、ウシワカ残ったか。でもチビちゃん達も残ってるんだな!
あなた

今さっき、青城に勝ったからね...
両チームかっこよかったよ( ˊᵕˋ )

光太郎くん
光太郎くん
そーなんだ。
あなた

でも。木兎くんは、もっとかっこいいとこ見せてくれるんでしょ?

本当は元々かっこいいけどさ。
光太郎くん
光太郎くん
あったりまえだ!楽しみにしてろよ?絶対応援来てよな!
あなた

わかってるって笑

光太郎くん
光太郎くん
そんじゃ、また連絡する!
あなた

はーい!

谷(七瀬さん嬉しそう...)「それでは!みんなのところ行ってきます!」
『行ってらっしゃい。私は青城の様子見てくるね。』
谷「また後で?ですかね。」
『うん。また後で!』

あの後ろ姿は...工!!
つとむ〜!』
五「あ!あなた」
天「えぇぇ。工の彼女?」
五「従兄弟です。梟谷の3年です!」
天「梟谷って、あのエースがいるとこじゃん!強豪だよ!」
五「全国の常連ですよね。」
天「そーそー。」
『えーっと...』
天「あ!俺天童覚!」
『天童君ね!』
天「名前は?」
『あっ。えっと七瀬あなたです!梟谷の3年でえっと...工の従兄弟です!バレー経験はあるけどそこまでじゃありません。中学までこっちの学校でした! これからも工をよろしくお願いします!』ニコッ
工「殺人サーブ打つくせに。」
『??言っとくけど工に本気サーブ打ったことないからね?』
工「嘘だろ?!あれで?!」
『うん?』
工「及川より断然凄いサーブ打つんですよ...」
天「ひぃぃ...可愛い顔して意外と...」
及「あの。うちの子に手出さないで」
『あ。及川くん。』
及「なんですぐ来てくんないんだよー。」
『工見つけちゃったらしょうがないです』
及「みんな待ってるから行くよ。」
『あ...は、はい!』
及「おー。ウシワカちゃんっ。俺の後輩にぶちのめされろ!」
牛「??」
『いーから、早く行きますよ!』
牛「七瀬あなた。」
ギクッ
『牛島さん覚えてましたか...』
牛「そりゃぁな。中学の時ベストセッター賞もらってただろう。それに、U15の日本代表だったじゃないか。何故バレーを辞めたんだ。」
『訳あって...』
天「えぇ!日本がU15でいい所まで行った時のじゃない?凄いサーブ打つセッターが居るって、あなたちゃんだったの?!」
『あっ...いや...その...まぁ...そうですけど...』(小声)
『し、失礼します!』


工「そうですよ。あなたが、噂のセッターです。」
天「なんで辞めちゃったんだろーね。」
工「それは俺も知りません。」
牛「彼女のプレーは本当に素晴らしいものだった」


『みなさん、お疲れ様です。』
岩「お、七瀬。」
花「あなたちゃん!」
松「おー。」
やっぱちょっと暗いな...そーだ。
ギュッ(岩泉に抱きつく)
及 岩 花 松「?!?!」
ギューッ(花巻に抱きつく)
ギュ(松川にだきつく)
...ギューッ(及川に抱きつく)
『えっと...人ってハグするとストレスの3分の1解消されるんです。ストレスとは違うかもだけど、少しは元気になって欲しい...ですし。それに。みなさんは、かっこよかったですよ。すっごく。だから...』
及「あなたちゃあああああん(´;ω;`)」ギューッ
岩「おいクソ川。」
花「あなたちゃんが汚れる。」
松「早く離れろよ。」
及「酷くね?!」
ナデナデ(及川の頭を撫でる)
及「あなたちゃん天使っ」
岩「付け上がるからやめとけ〜」
花「こいつ、一番危ないから」
松「てか、彼女は。」
及「振られたよ!傷をえぐらないで?!」
少しだけ元気になった気がする。
『お疲れ様でした』ニコッ
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