第20話

chapter 18
778
2022/02/21 01:34
ソー
ソー
あなた
主人公
主人公
あ、そーさん!
ソーとはこの前のジェットの中で自己紹介は終わらしていた。初っ端からめっちゃ色んなこと自慢されたんだけどね。
ソー
ソー
少しあなたに聞きたいことがあるんだが…
少し深刻そうな顔をして話すソーを見て、あなたは不思議に思っていた。
ソー
ソー
あなたの力はとても強い、美しい力だ。
それは生まれつきか?それともあの強化人間と同じか?
主人公
主人公
あーそれは生まれつきですかね。
そうなのか。とソーは言う。
それからしばらく、ソーと話していた。
パーティーが始まって長い時間が過ぎた。
お酒は飲めないがノンアルを飲んでたりしてみんなに溶け込んでいた。

パーティーはいつの間にか終わって、みんな帰って、アベンジャーズメンバーとチョ先生とマリアさんとローディ大佐だけが残ってみんなで二次会をしていた。
クリント・バートン
クリント・バートン
絶対に仕掛けがあるって
ソー
ソー
それならどうぞ?
そのソーの一言でソーのハンマーを誰が持ち上げるか選手権が始まった。
クリント・バートン
クリント・バートン
ふんッ!ハハッどうしてこんなのが持ち上がるんだ?笑
クリント失格。
トニー・スターク
トニー・スターク
鼻で笑われてるぞ?笑
クリント・バートン
クリント・バートン
やれるんだったらどうぞ?
トニー・スターク
トニー・スターク
こーゆうのは物理の原則を使ってやってるんだ。ふんッ
トニー失格。
それから片手にアーマーをつけたり、ローディ大佐と一緒に持ち上げようとしたりしても上がらなかった。
ブルース・バナー
ブルース・バナー
ふんッ!あーああ!!
……あれ。
ぶざけてハルクの真似をしたバナー博士は大滑りしていた。それは真面目にだめだよ、バナー博士笑
スティーブ・ロジャース
スティーブ・ロジャース
次は僕か。ふんッ
ソーはみんな気づいてないようだったが、少しだけ動いたのだった。私は映画見てるのでね?分かってた。だが、その後は動かず、キャプテンも失格
ナターシャ・ロマノフ
ナターシャ・ロマノフ
私はパスよ
トニー・スターク
トニー・スターク
じゃあ、あなた。次だ
主人公
主人公
えー私も動かないって笑
ハンマーを握り、思いっきり持ち上げたがぴくりとも動かなかった。
主人公
主人公
ッ!あー笑やっぱダメだね笑
この時は自分でも気づいていなかったが、ソーは気づいていた。キャプテンと同様少しだけ動いていた。
トニー・スターク
トニー・スターク
ソーの指紋認証なんだよ。だから、動かないようになっているんだ。
ソー
ソー
いや、それは無い。
皆、アスガルドの王に相応しくないのだ
ソーがそう言うと
みんな、不満そうな声を出して文句を言ったり、笑いあったりしていた。



突然、耳障りな高音が部屋中に響きわり、ラボから壊れかけのロボットが来た。
ウルトロン
ウルトロン
皆、ふさわしいものか?
いいや、人殺しだ。
スティーブ・ロジャース
スティーブ・ロジャース
スターク
トニー・スターク
トニー・スターク
ジャービス
ロボットは淡々と話していく。
眠っていたなどノイズが響く、人を殺めたなど。
スティーブ・ロジャース
スティーブ・ロジャース
人を殺したのか?
ウルトロン
ウルトロン
気は進まなかった。良い奴だった。
そして、誰の手先かと問うと
スタークが世界の平和を守るためにアーマーを作ったという音声が流れた。
ブルース・バナー
ブルース・バナー
ウルトロンか。
徐々に皆、警戒態勢をとっていく。
あなたも高いヒールを脱ぎ、ウルトロンに向き合う。
ウルトロン
ウルトロン
体を持ったが、まだ蛹だ。
任務を果たす。"平和をもたらす"
ウルトロンの合図で一斉にスタークのアーマー達が飛び出してきた。

私は凄い速さで向かってきた1体のアーマーに飛ばされた。間一髪で受け身をとり、体制を整え、1体を能力で真っ二つにちぎった。
主人公
主人公
チョ先生!!
ソーが倒したアーマーが半分になってもなお動き、チョ先生を狙っていた。
それを止め、握り潰すかのように砕いた。

タイミングよく、スタークが落ちてくるのを見て、受け止めてあげた。あ、能力でね。
主人公
主人公
大丈夫?
トニー・スターク
トニー・スターク
ああ、ありがとう。
ウルトロン
ウルトロン
素晴らしいな。世界を平和を守りたいだが、世界を変えたくない。それではなく、アベンジャーズの全滅。平和の道は一つだけ。
ソーがハンマーを投げ、壊されてしまった。

部屋の片付けをし、着替えたりしてラボへ集まり、先程のウルトロンの言葉について意見を述べていた。
トニー・スターク
トニー・スターク
ジャービスが殺された。
バナー博士は怒り任せに破壊していると語った。
すると、人相変えたソーがトニーの首をつかみ怒りを露わにしていた。
クリント・バートン
クリント・バートン
また暴力か?
主人公
主人公
ソー、やめて
ソーがアーマーの後を追ったが見失ってしまった。しかも、ロキの杖を持って。
ナターシャ・ロマノフ
ナターシャ・ロマノフ
じゃあ、ウルトロンを追いましょ。
ヘレン・チョ
ヘレン・チョ
でも、なぜ私たちを敵対視したの?
スタークは突然笑いし、ウルトロンの必要性、自分がワームホールに行った話などをしていく。
あーあ、私逃げよ。
ナターシャ・ロマノフ
ナターシャ・ロマノフ
どこ行くの?
主人公
主人公
あー、トイレ。
逃げるように後にし、屋上に行った。



私はこっちに来て思ったことがある。

今までは画面越しで彼らを見ていた。だが、今画面を越え、隣に私が立っている。

なので、1枚向こうの壁を越えるとこんなに違う感情になるのかと思った。

皆が言い合う所を見るとちょっと嫌。

私はもうこれからの結果を知っているのにそれを未然に阻止しようと思わなかった。

確かに原作は変えてはダメだけど、多少は変えても問題ないだろう。だから、ちょっとずつ変えている。
でも、何だろうこの気持ちが悪さは。
私は元々この世界の人じゃないから、いざ離れることになったらただをこねるかも。
主人公
主人公
はぁ、寒い……
クリント・バートン
クリント・バートン
あなた。
主人公
主人公
クリント…どうしたの?
クリント・バートン
クリント・バートン
ちょっと様子を見にな。
主人公
主人公
あー心配かけてごめん。すぐ戻るよ。
自分の弱さを見られたくないという一心でクリントの横を早々と通り過ぎた。

しかし、左腕を取られ後ろに引っ張られ、クリントに抱きしめられた。
クリント・バートン
クリント・バートン
そうやって自分一人で抱えるな。
主人公
主人公
……ごめん
しばらく、気持ちが落ち着かなかった。
クリントがイケメンすぎて

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