糸が切れたように涙が零れた。
クリントンに全てを話して落ち着くまで背中を摩ってもらった。
そして、みんな所に戻り、計画を教えてもらった。
ちょっといきなりぶっ飛びます。
目の前にはウルトロンとワンダとピエトロがいる。
ピエトロとワンダがスタークに向かって挑発をし、ウルトロンが攻撃を仕掛けてきた。
ワンダはキャプテンに攻撃をしていく。
ワンダと一気に距離をつめ、能力を使って飛ばした。
ピエトロがワンダを助けに行こうとするがソーに阻止される。
ワンダと接戦していく。
いきなり、前から姿を消してしまった。
辺りを見渡しても居ない。
やばい。どこいった。
催眠術かけられたら終わりだ
耳にしているインカムに向かって皆に大声で警告をした。
でも、遅かったらしい。
クリント以外かけられてしまった。
ナターシャは既にかかってしまって声も聞かず横を通り過ぎ、歩いていってしまった。
___バチンッッッ
思いっきり平手打ちをした。
ナターシャは正気を取り戻した。
ナターシャの正気を取り戻した所を確認し、ウルトロンの所に向かった。
ヴィブラニュームを取り出していところだった。
これは私めっちゃ思っていた。
なんか、悪役って紳士的に話すよね。
あれ、偏見??
え、なんかちょっと気にしてる??
可愛いかな。悪役の癖に。
ちょっとムカつくから、能力で壁に押付けた。
横から物凄いスピードでピエトロが走ってきた。
ピエトロの攻撃をギリギリ避けた。
ピエトロと向かい合い、戦闘態勢になった。
私はあることに気づいた。
ワンダが見当たらない。
気づいてた時には遅かった。
後ろに回り込まれて、催眠術をかけられた。
私は暗い部屋にいた。
そして、扉の隙間から見える光。
響き渡る怒鳴り声。
あぁ、最悪だ。
あの記憶だ。
扉の隙間から見える、怒鳴り散らす2人の影。
パパとママだ。
見る気は進まなかった。
が、見てしまった。
そして、パパの怒りが頂点に達したのか、手を振り上げ、ママを平手打ちをした。
ママはその場に倒れ込み、泣いていた。
そして、私を見つけたパパは私も平手ではなく拳で殴った。
普段は優しいパパ。
だが、この時は違った。
その場に崩れ落ち、頭を抱えた。
成人男性の拳を10歳の女の子が耐えられるわけがない。
泣きながら、手で覆ったがすぐ崩されてしまってまた殴られる。
誰か助けて
トニーはウルトロンを破壊し、通信を繋げた。
あなたは泣き叫び、周りのものを潰したり、浮かして、自分に近ずかせないようにしていた。
ナターシャをハルクの元へ行かし、クリントはキャプテンとソーを正気に戻し、ジェットに向かわせた。
刺激しないようにそっと1歩ずつ近ずいていく。
それでもあなたは怯えながら訴えるように叫ぶ。
あなたは一向に見ようとせず下を向いていた。
強く呼ぶとハッとしたかのようにこっちを向いた。
すると、能力が落ち着いてきて、あなたも正気を取り戻していた。
トニーとナターシャでハルクを止めていて、キャプテンとソーは残りの敵を倒し、先にジェットに乗っていた。
クリントに支えながら、ジェットに向かっていった。
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!