小説更新時間: 2022/08/15 19:38

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10months of love

10months of love
  • 恋愛
『後天色覚異常』
なんらかの原因で色の感覚が分からなくなること。
例えば、桜はピンクではなく白に見えたり…

それならまだしも、この少女(あなた)は後天色覚異常の中でも症状が悪く、日によって白と黒しか分からない。



そんな時、一人の男の子に出会った。名前はソンフン。

その日は太陽が眩しくて、信号の色が分からなかった。車の音が消えたから私は行こうとした。そしたら誰かに押された。

「おい!!何してるんだよ!死ぬ気か?」

その言葉は私を苦しめた。


「あ、その…泣かせたいわけじゃなくて、死ぬよ?そのまま突っ込んでたら」

「私、色が分からないの…ありがとう、助けてくれて」




それから私達は毎日会うようになった。

そしてソンフンからこんな提案をされた。

『色が分からないなら僕が見せてあげるよ、この空も街も君が見たいものすべて』

チャプター

全3話
1,052文字

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