視点 莉犬 続き
俺は、そんな事を思いながら、すとぷり会議の場所ころちゃんの家に行った
ピンポーン
聞きなれた声、いつもガサガサな声だなぁと思っている声が今に至っては、虚しく気持ちを安らがにしてくれる声
ガチャ
リビング
元気になんかしていない。こんな言葉言っちゃたらきっと心配されるだろうなぁ....
ごめんねなーくん、俺今我慢してるかもしれない……苦しい。 すとぷり会議が終わったらちゃんと言うんだ俺はすとぷりを辞めますって。俺は決めたんだすとぷりの莉犬じゃなかったら死んでも構わないって、だから死んじゃうからすとぷりの莉犬を辞める……ちゃんと辞めますって……言うんだ
俺は、久しぶりに偽笑いをしてしまった。
すとぷり会議が終わった
俺はその仕事に参加できないかもしれない…
俺は内心迷った、心臓病だって事を言った方が皆にとって、安心できるのか、悲しまないのか。でも昨日の夢が怖かったから言えなかった
2話おしまい!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。