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第13話

reason
―ジョングクside―


宿舎に帰って、リビングに駆け込む。
今日はメンバー皆がオフだったから、全員揃っていた。
ジョングク
ジョングク
あなたの写真集ゲットしました!
テヒョン
テヒョン
え!見せてー!!
1番に飛び付いたのはテヒョニヒョン。
あなたの事がお気に入りらしい。

写真集を取り出すと、皆が集まってきた。
ジミン
ジミン
え、マジで写真集出したの?
ジョングク
ジョングク
映像専攻科の課題らしいです。
ユンギ
ユンギ
つまり、まだ素人か……。
そう。
撮影する方も、される方も素人だ。
それなりの出来なんだろうなと思っていた。

表紙を開くと飛び込んで来たのは、森。
ホソク
ホソク
うわぁ……あなた君めっちゃ綺麗。
森の中の切り株に座って空を見上げるあなた。
完全に別人のようなあなたがいた。

森の妖精みたいな。
いつもの馬鹿みたいなオーラが消えてる……。
ソクジン
ソクジン
ジョングガ、次めくって!
ページを捲ると、スーツを着たあなた。
足が長いのがよく分かる……。
悪そうな顔で微笑んでいるんだけど。

これ、俺の顔マネしたやつだな。
カトクで言ってたもん。
ジミン
ジミン
きゃ、セクシー。
ナムジュン
ナムジュン
モデルが本職みたいだね(笑)
ヒョン達に促されてページを捲る。
シーツに包まれて眠るあなたの姿が。
……ちょっとイケナイものを見た気分。
テヒョン
テヒョン
ジョングガ、天使がいる!
ジョングク
ジョングク
あなたですよ、ヒョン。
白シャツで水浸しの写真もあった。
これだな、イジメとか騒いでたやつ……。
思い出してちょっと笑えてしまう。
ジョングク
ジョングク
いきなり水ぶっ掛けられたらしいですよ。
ホソク
ホソク
ヒィッww
やり方がエグいね、監督!(笑)
水が滴る髪をそのままにカメラを睨んでいる。
なんて言うか、撮影者の嗜好が出るよね。

他にも色々な写真があった。
最後のページまで行くと、一通の封筒が落ちてくる。
ジョングク
ジョングク
なにこれ?
ユンギ
ユンギ
クロセ君のオフショットって書いてるぞ。
オフショット。
映像専攻科、本格的だね。
束ねられた写真には小さなメモが添えてあった。


ジョングク君へ
クロセ君はジョングク君の話をしていると
とても柔らかい表情をしてくれましたよ!
これは、その写真です。

1番最後のは撮影スタッフの趣味です。
無理を言ってすみませんでした。
ジョングク
ジョングク
わ、可愛くないですか?
テヒョン
テヒョン
可愛い!
垂れ目が溶けたような笑顔。
少し照れたような顔や、膨れた顔も。
そこには自然なあなたが写真に写っていた。
ソクジン
ソクジン
ちょ、最後のは見ちゃダメ!
ユンギ
ユンギ
マンネラインには刺激が強い……
ホソク
ホソク
ちょ、これはダメ!
ナムジュン
ナムジュン
次からどんな顔して会えばいいの!?
ヒョンラインが必死に隠す最後の写真。
そんなに隠されると気になるんだけど?

そう思っているとジミニヒョンが奪取した。
ジミン
ジミン
わ、わ……!
ジョングク
ジョングク
……え!?
テヒョン
テヒョン
Foooooooooooooo!!!!!!
さっきの水に濡れたあなた。
……が、赤い紐で縛られている写真だった。
別にヌードでも何でもないのに、なんか。
ジョングク
ジョングク
色っぽい。
多分、諦めの境地に入ってたんだろうな。
死んだ魚みたいな目が更に色っぽくみえる。

あぁ、次からどんな顔して会えばいいんだろう。
取り敢えず写真集は宿舎で大切に保管した。

制作が行き詰まった時にユンギヒョンが、
定期的に写真集を見るという光景が追加された。
ユンギ
ユンギ
何か、創作意欲が湧くんだよ。
と言うのが本人から聞いた話だ。