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第8話

お前の勝ち
ジョングク
ジョングク
あなた、セルカ撮ろ。
(なまえ)
あなた
セルカ?
グゥに聞き返す。
セルカとは、セルフカメラ……要は自撮りらしい。
ジョングク
ジョングク
ほら、笑って!
取り敢えず変顔しておいた。
グゥは写真をみて項垂れている、ざまぁ。

イケメンと並んで写真撮るなんて苦行だ。
ジョングク
ジョングク
もー、普通の顔してよ。
(なまえ)
あなた
やーだね。
あっかんべー、と舌を出す。
その瞬間をグゥに携帯で撮られた。
ちくしょう、やりやがったな。
生徒
生徒
あの、これ……いる?
クラスメイトが携帯を見せてきた。
そこには俺とジョングクが写っている写真。
2人とも自然な笑顔で、凄く綺麗に撮れている。
(なまえ)
あなた
わ、写真撮るの上手いね。
生徒
生徒
あ……ありがとう。
写真撮るの好きなんだ……。
ジョングク
ジョングク
ねえ、それ送ってくれる?
おお、グゥがクラスメイトと話している。
これって俺ら脱・アウェイじゃない?

わくわくしながらグゥとクラスメイトを眺める。
2人は写真のやり取りをした後、
特に会話もないまま互いに離れてしまう。

おい、なんでやねん。
ジョングク
ジョングク
あなたこれ、SNSに載せていい?
(なまえ)
あなた
え?なんて?
ジョングク
ジョングク
俺の親友って載せていい?
いいよ、好きにしてくれ。
親友というパワーワードに猛烈照れ中な俺。

グゥは嬉しそうに携帯を操作している。
ジョングク
ジョングク
わ、ヒョン達が反応してる。
(なまえ)
あなた
お兄さん?
ジョングク
ジョングク
同じグループのメンバーだよ。
そっか、アイドルグループって言ってたな。
覚えてるよ、BTSだろ?

えっと……確か正式名は……。
(なまえ)
あなた
爆弾少年団?
ジョングク
ジョングク
防・弾・少年団な。
惜しかったな。
グゥから最大出力のデコピンを頂いた。
やっぱ爆弾少年団じゃないか。
ジョングク
ジョングク
ヒョンが宿舎に連れて来いって。
(なまえ)
あなた
SNSでやり取りしてんの?
カトクでやれよ、プライバシーダダ漏れじゃん。
俺の言葉に何故かグゥは固まった。

え、なに。
急にガン見されると怖いんだけど。
ジョングク
ジョングク
俺、あなたのカトク知らない。
(なまえ)
あなた
そう言えば俺もグゥの知らない。
なんてこった。
学校で会えるからいいわーとか思ってた。
グゥは俺の鞄を勝手に漁り始めている。
(なまえ)
あなた
ちょ、何やってんの。
ジョングク
ジョングク
カトク交換してる。
うわ、あなた……親しか登録ない。
悪いかよ!
日本でも友達居なかったから仕方ないじゃん。
いや苛められてた訳じゃなくてね?
なんか、こう……波長が合わなかったんだよ。
ジョングク
ジョングク
え、これ…登録していいの俺。
(なまえ)
あなた
いいよ、なんで聞くんだよ。
ジョングク
ジョングク
だって親しか登録ないから……
変に遠慮しているグゥが面白い。
えい、と俺がトドメのボタンを押してみた。

友達の欄に名前が増える。
ジョングク、登録完了!
ジョングク
ジョングク
うわ、感動だわ……。
(なまえ)
あなた
いや何でやねん。
ジョングク
ジョングク
見て、あなたのカトク入ってる。
(なまえ)
あなた
俺にもグゥが入ってる。
友人関係の初心者か俺らは。

カトクにグゥが追加されたのは嬉しい。
わーい、友達だぁ。
地味に喜ぶ俺に、グゥが爆弾を落とした。
ジョングク
ジョングク
今日、宿舎でメシ食って帰る?
(なまえ)
あなた
え、いや遠慮させていただきます。
ジョングク
ジョングク
なんで!
ジニヒョンが作ってくれるって!
いや誰だよジニヒョン。
てか何で俺が行く前提で話が進んでるんだよ。

頭を抱える俺を他所に、グゥは更に爆弾を落とす。
ジョングク
ジョングク
テヒョニヒョンがさ、
車で迎えに来てくれるって。
いや誰だよテヒョニヒョン。
もうマジでお前爆弾少年団だろ。

何が防弾だよ、弾撃ちまくりじゃん。
(なまえ)
あなた
もう好きにしてくれ……
ジョングク
ジョングク
やった!
じゃあ決まりな。
拝啓、グゥのお兄様方。
貴方達は弟の育て方を間違っているようですよ。
コイツ、唯我独尊です。


【あなた は 宿舎 へ 行くことに なった!】