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第18話

レンズ越しのサランヘヨ
緊張して現場入り。
スタッフもプロだから、空気が違う。
俺は既にキャパオーバーしそう、助けて。
(なまえ)
あなた
よろしくお願いします。
監督さんとカメラマンさんに挨拶する。
うわぁ、モノホンだ。
渋カッコイイ監督さんと、イケメンなカメラマンさん。
頭を下げる俺に監督さんは笑って声を掛けてくれた。
監督
監督
よろしく、あなた君。
カメラマン
カメラマン
はは、BTS全員来てる!
愛されてるねぇあなた君。
(なまえ)
あなた
あは、そうですね。
俺より緊張した顔で並んでいる皆。
ほんと、愛されてるなぁ俺。
思わず頬が緩むのを抑えきれなかった。
監督
監督
いいね、その調子。
リラックスしていこう。
カメラマン
カメラマン
そうそう。
楽しんでいってね!
メイクさんに挨拶して、準備しておいで。
そう言われて俺は移動する。
案内された先には綺麗な女の人が待っていた。
メイクヌナ
メイクヌナ
きゃー!!
本物ヤバいね、めっちゃ綺麗!
テンション爆上がりね、この人。
思わず1歩後ろに下がって距離をとる。
するとメイクさんは2歩近付いてきた。

……むしろ距離縮まってるぅぅ
メイクヌナ
メイクヌナ
よろしくね、あなた君!
私の事はメイクヌナでいいからね!
(なまえ)
あなた
よろしくです、メイクヌナ……。
メイクヌナ
メイクヌナ
やーん!可愛い!
絶対メイク映えるわぁ!
ほら、早くメイク室に行くわよ!
わぁ、マシンガントークだぁ。
爆弾少年団の次はマシンガンメイクヌナか。
みんな攻撃力が高すぎると思うわけよ。

考えている間に椅子に座らせられていた。
え、早業過ぎて分からなかった。
メイクヌナ
メイクヌナ
さ、今日のテーマは知ってる?
(なまえ)
あなた
ルージュ、ですよね。
メイクヌナ
メイクヌナ
そう!
口紅の宣伝ポスターと思えばいいわ。
黒髪のあなた君は相性抜群ね。
話しながらスキンケアや下地を済ませていくヌナ。
手の動きがプロだ、尋常じゃない。

そしてマスカラとか初めて塗られた。
こんなに睫毛がパキパキした感覚なんだ?
メイクヌナ
メイクヌナ
目を閉じてね、シャドー塗るから。
ふわふわした筆でシャドーを塗られる。
全然痛くないや、アイラインも描くの速い。
メイクヌナ
メイクヌナ
んん〜、良い感じ!
さぁ仕上げのルージュ行くわよ!
(なまえ)
あなた
あい……。
保湿された唇に色が乗る。
ちょっとオイリーな感じなルージュ。
色はまさかの真っ赤。

鏡を見ると、まるで別人な俺が居た。
(なまえ)
あなた
は、何これ……凄い。
メイクヌナ
メイクヌナ
素材が良いと仕上がりが違うわね。
さぁ、服はシンプルにこれよ。
絶対に高級であろう白のワイシャツ。
肌触りが違うもん、ちょっと光沢あるし。
恐る恐る腕を通してズボンを履く。

その間にもメイクヌナは俺の髪を弄る。
どうなってるの、俺。
メイクヌナ
メイクヌナ
天然パーマを活かして
ウエットに、セクシーに!!
水ぶっ掛けられてないのに、髪が濡れてる感じ。
ええ、どんな手を使ったのヌナ?
まるで魔法使いのようなメイクヌナに驚く。
メイクヌナ
メイクヌナ
はあああ……最っ高。
色っぽいわぁ、綺麗だわぁ。
なんかブツブツ言っているメイクヌナ。
俺は他のスタッフさんに連れられてスタジオへ。
反射板に囲まれたセット。
そして驚いた顔の監督さんとカメラマンさん。

……イメージと違った?
本当にすみません。
監督
監督
良いね、ここまでとは思わなかった。
カメラマン
カメラマン
イメージぴったり!
さぁ、始めようか。
監督の言葉を合図に撮影が始まった。

視線が集中する。
ああ、どうしよう……。
なんか楽しい。
監督
監督
あなた君、好きな人はいる?
(なまえ)
あなた
いや、いないです。
俺は椅子に座ってカメラの前。
監督はカメラの後ろでラフに会話をする。
その間にもシャッター音は鳴り続けている。
監督
監督
恋愛じゃなくてもいいよ。
愛している人。
愛している人。
日本人の愛しているは恋愛感情が多い。
でもグローバルな世界では多様な意味をもつ言葉。

俺の頭にふと浮かんだ顔。
クシャッとした笑顔のグゥが、一番に浮かんだ。
(なまえ)
あなた
はは、グゥかよ。
監督
監督
思い浮かんだ?
どんな所が好きなの?
言葉にしなくていい、考えてみて。
グゥの好きなところ。
さっき浮かんだ笑顔も好きだ。
でも真面目な顔、意地悪な顔、優しい声、呆れた声。

あぁ、なんだ。
俺はグゥの全部が好きだ、本当に。
カメラマン
カメラマン
はは……最高。
いいよ、認めるよ。
これが友情なのか愛情なのかは分からないけど。

カメラに向かって微笑む。
ありったけのサランヘヨを込めて。
監督
監督
よし、ベストショットだ。
撮影は終わりだよ、あなた君。
その声でふっと我に返る。

うわぁ、恥ずかしいよ俺は!!
気付かない内にカメラを覗き込む皆が居た。

真っ赤な顔のグゥと目が合う。
(なまえ)
あなた
はは、グゥ!
サランヘヨ〜♡
ジョングク
ジョングク
知ってる!!
クシャッとした顔で笑うグゥ。
知ってるって何だよ、自意識過剰かよ!
俺はグゥに飛び付いて頬にポッポしてやった。

真っ赤なキスマークがグゥの頬に残る。
テヒョン
テヒョン
あはは!SNSに載せよ!
ジョングク
ジョングク
ちょ!やめてくださいヒョン!
ソクジン
ソクジン
仲良しだなぁ、マンネ組は。
【あなた は サランヘヨ を 唱えた !】