無料ケータイ夢小説ならプリ小説 byGMO

第21話

報告会
(なまえ)
あなた
ご報告があります。
右手を高く上げて姿勢を正す。

ここは宿舎のリビングである。
ちなみにさっき事務所から帰ってきた。
ジョングク
ジョングク
え、なに、怖いんだけど。
引き気味のグゥ。
失礼なヤツだな、俺は真面目にやってんのに。
ねぇグゥ、隣を見てよ。
テヒョニヒョンなんかつられて姿勢正してるよ?
ナムジュン
ナムジュン
あなたが、日本に帰ることになった。
ちなみにドッキリだけどね。
ヒョンラインから提案されたドッキリ。

ジミニヒョンの目に涙が滲む。
テヒョニヒョンの顔がくしゃりと歪む。
あぁ、何か申し訳ない気分になってきた……。

それと同時に、愛されてるなって嬉しくもある。
テヒョン
テヒョン
やだ、帰らないでよぉ……。
ジミン
ジミン
やだ、やだよあなた……!
本格的に泣き出すヒョン2人。
ヒョンラインの迫真の演技が怖いんだけど。
まるで葬式のような雰囲気だ。

てか、グゥの反応がない。
ちょっと予想外で悲しいんだけど俺。
ジョングク
ジョングク
……ない。
(なまえ)
あなた
え?
聞こえないよグゥ。
ジョングク
ジョングク
帰さないよ、あなた。
日本に帰るなんて許さない。
大きな音を立てて立ち上がるグゥ。
そのまま俺の腕を掴んで急接近してくる。
ちょっと??ヒョン達、止めて??

目線で助けを求めるが、ヒョンラインは動かない。
グゥの行動に驚きすぎて固まっている。
ジョングク
ジョングク
ねぇ、あなた?
どうやったら帰れなくなるかな?
俺の部屋に閉じ込めちゃおうか。
それともその細い足を折ればいいのかな。
耳元で囁かれる物騒な内容。

待って!愛が重い!!
恐怖を感じながらも、俺の頬はゆるゆるだ。

だってグゥ、泣いてるもん。
俺は力いっぱいグゥを抱き締める。
むしろ締め上げる勢いで……いや、締め上げた。
ジョングク
ジョングク
ぐふッ……ちょ、ギブ!!
(なまえ)
あなた
嘘だよグゥ!!
俺、BTSに加入する事になった!
グゥの顔に頬ずりしながら叫ぶ。
ジミニヒョンとテヒョニヒョンは唖然とした顔。
直ぐに復活して飛び上がって喜んでくれた。

グゥは無言。
(なまえ)
あなた
あれ?締め上げ過ぎた?
グゥの顔を覗き込む。
はらはらと涙を流すグゥを見てギョッとした。

ごめんね、ごめんね。
慌てる俺にグゥの腕が巻き付く。
ジョングク
ジョングク
良かった……嬉しい……!
(なまえ)
あなた
うぇ、グゥ!くるしッ
ジョングク
ジョングク
さっきの仕返しだコノヤロウ!
急に元気になったグゥに締め上げられる。
痛い、痛い、痛い!!
帰りに奢って貰ったカフェオレが飛び出そう!
ソクジン
ソクジン
いやぁ……僕達は間違えて無かった……
ホソク
ホソク
危うく弟が犯罪者になる所だったね……
ナムジュン
ナムジュン
執着心の恐ろしさを見た気がする……
ユンギ
ユンギ
しばらく悪夢見そうだわ。
テヒョン
テヒョン
ジョングガ、もっとやれー!!
ジミン
ジミン
もーほんとビックリした!!
ヒョン達でしょ、これ仕組んだの!!
騒がしいけど、嬉しい。
こんなに歓迎されていいのかと思う。

でも、一番に言いたいことがある。
(なまえ)
あなた
グゥ、まじ離して……内臓が出る!
ジョングク
ジョングク
内臓が出たら日本に帰れないね?
(なまえ)
あなた
もうそのネタは止めてぇぇぇ
目が怖いんだよ!
瞳孔が開いててホラーなんだけど??
日本に帰る選択をしなくて本当に良かった、俺。

力を抜いてグゥに体重を預ける。
うーん、なんかピッタリフィットな感じがする。
ソウルメイトって奴なのかな、これが。

パズルのピースが嵌ったみたいな安定感。
これを捨てて行くなんて俺には出来そうもない。
(なまえ)
あなた
これからも宜しく、グゥ。
ジョングク
ジョングク
もちろん。
あなたの面倒は俺が最後まで見るから。
いや、だから愛が重いんだよ!
俺がじーちゃんになるまで面倒見るのかよ。
思わず笑ってしまう。

コイツにはどんな将来が見えてるんだろう。

俺も一緒に見てみたい。
同じ景色を、同じ場所で。
そのスタートに立てたと思うと、素直に嬉しい。


【あなた は 絆 を 手に入れた !】