~あなた~
え?
え?
え?
どういうこと、、っ?
当の本人は、言うつもりなかったんだけどなぁー、なんて笑ってる。
ほんとにどういうこと、?
嘘だ、、うそうそ。
そんなわけないじゃん。
あぁもう、頭が爆発しそう。
・・・なんで、、?
ほんと、急すぎるよ、
今までそんな感じしなかったもん。
いまいち信じられない、っていうか、信じられない。
・・・つまり、もう会わないってこと?
それとも、、、
・・・これって、、ほんと、?
うそ、じゃないよね、、
別に、普通、なんて出来なくていい。
たくさん傷ついたって構わない。
私を幸せにできるのは、亜嵐くんしかいないよ。
亜嵐くんよりいい人なんて、見つかるわけが無い。
絞り出した声が消える前に、私は大きな温もりに包まれた。
優しく包み込んでくれるその体に、
私もそっと腕を回した。
、
こんなに幸せなことがあるなんて知らなかった。
こんなに辛いことがあるなんて知らなかった。
全部、全部、亜嵐くんが教えてくれた。
亜嵐くんのことだけを想って、悩んで、考えた。
何か深い傷を負っているわけでもない。
同じグループの紅一点でもない。
そんな私が、大好きな人と結ばれることが出来ました。
~Fin~
※明日あとがき出します!!
夜遅くすみませんっ!
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。