第73話

告白
649
2020/09/01 12:56

~あなた~







え?
え?
え?




どういうこと、、っ?




当の本人は、言うつもりなかったんだけどなぁー、なんて笑ってる。





ほんとにどういうこと、?







亜嵐
亜嵐
ごめん、困るよね。(笑)
亜嵐
亜嵐
でもほんとだよ?





嘘だ、、うそうそ。

そんなわけないじゃん。





亜嵐
亜嵐
俺さ、あなたちゃんに会いたくて。
仕事中とかも、ずっと考えちゃってさ。




あぁもう、頭が爆発しそう。



亜嵐
亜嵐
でもね、このままだと、仕事に支障が出ると思って。
亜嵐
亜嵐
・・・わかってるのにどうしても会いたくなっちゃうんだよね、(笑)





・・・なんで、、?


ほんと、急すぎるよ、

今までそんな感じしなかったもん。

いまいち信じられない、っていうか、信じられない。




亜嵐
亜嵐
だから、もう会わないって言いに来た。
亜嵐
亜嵐
自分の中で区切りつけようとしたんだけど、、、結局、あなたちゃんを傷つけただけだったね。
亜嵐
亜嵐
ほんと、ごめん。






・・・つまり、もう会わないってこと?

それとも、、、






亜嵐
亜嵐
俺と一緒にいても、全然、楽しくないかもしれないし、普通っていうことができない。
亜嵐
亜嵐
あなたちゃんをもっと幸せに出来るやつもいるだろうし、たくさん悲しませちゃうかもしれないけど、
亜嵐
亜嵐
俺はあなたちゃんと一緒にいたい。
・・・これからも、、恋人として。







・・・これって、、ほんと、?

うそ、じゃないよね、、





別に、普通、なんて出来なくていい。

たくさん傷ついたって構わない。




私を幸せにできるのは、亜嵐くんしかいないよ。

亜嵐くんよりいい人なんて、見つかるわけが無い。






あなた

・・・私も、、、大好き、っ、(泣)





絞り出した声が消える前に、私は大きな温もりに包まれた。


優しく包み込んでくれるその体に、
私もそっと腕を回した。







あなた

・・・夢みたい、









亜嵐
亜嵐
・・・好きだよ、あなた。






こんなに幸せなことがあるなんて知らなかった。


こんなに辛いことがあるなんて知らなかった。



全部、全部、亜嵐くんが教えてくれた。


亜嵐くんのことだけを想って、悩んで、考えた。








何か深い傷を負っているわけでもない。

同じグループの紅一点でもない。




そんな私が、大好きな人と結ばれることが出来ました。







~Fin~







※明日あとがき出します!!

夜遅くすみませんっ!

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