~あなた~
チエさんの話、本当なのだろうか、、
家に帰ってきて、ご飯とお風呂を終わらせて、ベッドで1人、考えた。
だって普通に考えてありえないよね。
応募って言ってたけど、きっと他に何万通もあったはず。
その中で私の所が選ばれたの?
それってもう奇跡としか言えないじゃん。
そもそも本当かもわからない、
チエさんの嘘?
なんで?
あ、私が最近仕事サボっちゃってるからか、?
いやでも、あれはサボったって言わないよね??
あ、私が最近まかないを食べすぎてるからか、??
う~ん、、違うと思うんだよなー、
チエさんそんなことするような人じゃないし。
・・・なら、、やっぱり本当、??
ないと思うけどな、、
いまいち信じられない。
あ、もしかしてモニタ○ング??
そーゆうこと??
なら私、NAOTOさんの目に映るの、!?
それはそれでやばいよ。
もしNAOTOさんが亜嵐くんに私の話をしたらどうしよう、、
あぁ、また夢のようなこと考えてる、
妄想癖直さなきゃな。
明日、NAOTOさんに見られちゃうんだから早く寝なきゃ。
お肌の調子が悪くなっちゃうもんね。
そう信じ込んで、私は眠りについた。
~玲於~
1人でバイクを漕いでた俺に、声をかけてくれた亜嵐くん。
長かった、というのは、雑誌の撮影場所。
担当の人がかなりこだわるから、正直めんどくさかったけど、
まぁ決まってくれて良かった。
もう何日待たされたか・・・、w
急ぎ目にシャワー浴びて、まだ髪が濡れてるまま、楽屋に向かう。
||☆\“(・_・。)コンコン
楽屋には、俺以外の全員が揃っていた。
ほんとさ、隼の大声って耳がキンキンすんだよね、
あーあ、隼のせいで怒られた。
てか、俺髪乾かした方が良くね?
お偉いさんとかいるんじゃねぇの?
まぁいっか。
俺達は、会議室1へ向かった。
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。