第57話

緊張する
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2020/06/11 02:07
あなた
○○
樹くん
○○
あおいさんと一緒になっちゃったw
しかも最後?
○○
うんwくじ運いいんだか、悪いんだかw
あなたは?センターになりたい?
○○
…なりたい
それなら応援するよ俺は
○○
ありがとう、








本当はすごく緊張しててみんなが着々と準備を進めてる中1人突っ立ってるような感じ、

準備することも特にはないんだけど…ねw


手が震える

手が冷たくなって、どうしても落ち着かない



もう1組踊り終わった









かれん
緊張してる?
○○
そりゃ
○○
かれんは?こういう時いっつも大丈夫だよね、
かれん
私はね頑張っても抜けない人がいるから緊張しないんだ
○○
どういうこと?
かれん
私が頑張っても、結局はその子に全部持っていかれちゃうの。だから誰も私のこと見てないって思うと全然緊張しないw
○○
その子、上手なんだね
かれん
うん。すごく
○○
悔しいとか思ったりしないの?
かれん
前はしてた。だけど今は応援してる
○○
そうなんだ…







あなたw

絶対自分のことって気付いてないでしょ?w






そうなんだよ

どの曲で踊ろうと私が毎日毎日努力しようとあなたには勝てなかった

高校の時も一緒に始めたはずなのにあなたはずば抜けた才能を持ってて最初は嫉妬して…

でも、いつだったかなーあれは



私が残って練習してた時

もう誰も残ってなくて1人音楽をかけて鏡の前で練習してたら帰ったと思ってたあなたが来てこう言ったの











○○
1人でやるより2人でやる方がが楽しいよ
○○
きっと








呆気に取られている私をよそにあなたは上着を脱いでやるよ?って言うの




それでもびっくりしてる私にあなたがカルピスのペットボトルを渡してきたんだよねw



○○
私、カルピスが1番好きなんだ
○○
かれんに特別にあげるから一緒にやろ?



2人だけで何度も何度も本当に疲れるまで踊って

たくさん笑って

ここは私の方が上手いだとかこっちの振りの方が絶対いいとかの話で盛り上がって


その時今まで嫉妬してた自分が馬鹿みたいにちっぽけに思った
嬉し泣きした私を見てあなたもなぜかもらい泣き
2人で泣き笑いしたの

その時仲間っていいな
心の底からそう思えたから
















かれん
あなた、頑張ってね




そう独り言を呟いた


























○○
はぁ、



私はこういう時かなり緊張してしまう

音楽がかかり出したらなんとかなるんだけど、








めっちゃ緊張するじゃんw
○○
だって、しょうがないじゃん…
じゃあそんなあなたにプレゼント
○○
へ?


そう言って樹くんが付けていたバンダナを私の頭につけてくれた



いいじゃん似合ってる
我ながらセンスあるわ俺
○○
あ、ありがとう…






やっぱり樹くんってすごいみたい




なんか緊張解けてきた




あおい
じゃあ最後ね
あおい
あなた
○○
はい

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