今日は久しぶりのサークル
正直みなみさんと会うのは憂鬱
怖いし、何か言われたらどうしよって思う
でも樹くんに会えるかもしれないしちゃんと話せるかもしれないって思ったら行こうかなと思った
かれんが一緒行こうって言ってくれたから一緒に行く
みなみさんが樹くんと腕を組んだ
その後もダンス終わりには必ず樹くんのところに行って水を渡したり、一瞬も隙を与えてくれなかった
さっきまではかれんが大丈夫だよって言ってくれたから耐えられたけど
慎くんにかれんが呼ばれて1人になったら急に心細くなった
鏡に映った自分を見て泣きそうになった
だって後ろの壁に貼ってある樹くんのアー写がちょうど自分の隣に映っていたから
あの時、あの告白を受け入れていたら樹くんの隣にいたのは私だったのかな
斜め前にいるみなみさんと樹くんをただ横目に見るしかなかった。
こう見ると美人なみなみさんとかっこいい樹くん
とてもお似合いだよ…
あれ、あなたは?
あなたがいない
あなたどこ行った
ごめんな
俺、弱くて
逆らえなくて
でもやっぱりあなたが好きだ
今日、明日の鬼更新の分ということでちょっと多めに更新します🙇♀️
ご理解よろしくお願いします🙏
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!