第5話

f o u r .
662
2019/02/28 15:16
あなた  side







暗いよ  



怖いよ



助けて



お兄ちゃん …




















もう 、 1週間くらい真っ暗なところに1人



… 手足は結束バンドで縛られて口はガムテープで塞がれてて何も出来ない …




ただ泣くことしか出来なかった




初めは抵抗してたけど  、 今はその力もない











?  「  あれれ  ?  もう抵抗しないのかな  ?  笑  」





私の目の前に立ってるのは知らない男の人






私は唯一つかえる目だけで

目の前にいる男の人を睨んだ







? 「 なになに 、 その目 笑 」





笑っているふうに見えたけど目は笑っていなかった




そして 、 近ずいてきて私の前髪を掴んで言った




? 「 俺にそんなこと言っていいと思ってんのか 」



私は恐怖で涙目になった




それを見ると男は満足そうに左の口角を上げて去っていった






怖い … 怖いよ 、 お兄ちゃん


助けに来てよ …
私  、 これからどうなるの  っ  …


あの男の人に何されるの っ …


ここから早く逃げたいよ …




お兄ちゃん … っ お兄ちゃん … っ

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