前の話
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ここは雄英高校。
ここではどんなことが起こってるのでしょうか。
ちょっと覗いて見ましょう。
上鳴電気は授業終了後、
自分の席で伸びをしている。
何故か暇な上鳴電気、切島鋭児郎、瀬呂範太。
他の人はひとつの席に集まって話している。
ついには暴れだした。
ガタッ
爆豪勝己が席を立つ。
爆豪勝己が上鳴電気に向かって怒鳴る。
いつものことなようで、
みんなは続けて話している。
そのまま爆豪勝己は教室から出ていった。
ブツブツと呟きながら歩く姿は、
周りから見たら恐怖でしかない。
前からは轟焦凍が歩いてくる。
爆豪勝己はいつも通り無視して歩く…
と思ったら。
ドンッ
肩がぶつかった。
案の定爆豪勝己は、
すまないと謝る轟焦凍、
それでも怒鳴り続ける爆豪勝己、
向こうからは何組かの生徒何名かが走ってきた。
男子あるあるの廊下で鬼ごっこだ。
ドンッ!
鬼ごっこをしている男子生徒に背を向けていた轟焦凍。
男子生徒は轟焦凍に当たり、
爆豪勝己の頭に当たった。
それも結構な強さだ。
ふたりでおでこを抑える。
爆豪勝己の前には爆豪勝己、
轟焦凍の前には轟焦凍。
意味がわからない。
どうやら君の名は状態になってしまったようだ。
すなわち、入れ替わってしまった。
話しているうちに授業が始まってしまう。
ひとまず教室に戻ることにした。
ドンッ
次は緑谷出久が中身爆豪勝己、外見轟焦凍にぶつかった。
そんなことは知らない緑谷出久。
律儀に謝る緑谷出久。
だが爆豪勝己は、
教室が静かになる。
当たり前だ、あのクールで物静かな轟焦凍が怒鳴るからだ。
そのまま席についた。
みんなは南極の氷状態。
みんなは心の中で話している。
すごい団結力…
キラキラの瞳でグッとポーズをとる峰田実。
なんとかその雑なフォローで授業を受けれた。
そして昼休みへと突入…
みんなはそれぞれ教室でお弁当や購買のご飯を食べる。
イタズラする少年のような顔で話す上鳴電気。
そんな飯田天哉の言葉を無視して上鳴電気は爆豪勝己、
中身が轟焦凍に近づく。
ポンッ
お弁当をひろげて食べている中身轟焦凍に猫耳を付ける。
大人しい爆豪勝己の姿にクラス全員が驚く。
その直後だ。
ガタッ!!
席を立ったのは中身爆豪勝己の轟焦凍だ。
上鳴電気を壁まで追い詰めて包囲する中身爆豪勝己。
目は殺意に埋め尽くされている。
黙々とお弁当を食べ進める中身轟焦凍の爆豪勝己。
まだ猫耳はつけたままだ。
中身轟焦凍の爆豪勝己に怒鳴る。
みんなの頭の思考回路というものが大爆破した。
大爆破してる中、
轟焦凍と爆豪勝己は説明をした。
中身爆豪勝己の轟焦凍がこちらを見ている。
正直怖い。
次は緑谷出久にどつく爆豪勝己。
すると口田甲司が口を開いた。
みんなはまた席につく。
やってきたのはまた相澤先生だった。
さっきのことが無かったかのように授業を進めているところだった。
ガタッ
立ち上がったのは中身轟焦凍の爆豪勝己。
それと……
立ったのは中身爆豪勝己の轟焦凍だった。
問題児?3人は笑いをこらえるので精一杯だ。
中身爆豪勝己の轟焦凍は席についた。
その目は3人を見ていた。
そして授業が終わった。
一番に席を立ったのは中身爆豪勝己の轟焦凍。
左手にはまた炎。
右手は凍っている。
また教室の角に追い詰められる。
鬼の形相の中身爆豪勝己の轟焦凍は近付いていく。
叫び声が教室に響き渡る。
止めに入る飯田天哉。
心の中でしれっとツッコむ芦戸三奈。
舌打ちをしながらも黙る。
そしてたくさん話し合った結果…
上鳴電気は中身爆豪勝己の轟焦凍の肩に手を置きながら、
また地雷を踏む。
ごっ!
上鳴電気の顔面を思いっきり殴る。
倒れる上鳴電気を無視して話を進める飯田天哉。
緑谷出久は嫌々ながらもやることにした。
だっだっだっ!
廊下を走る緑谷出久。
そして中身轟焦凍の爆豪勝己に当たる。
そして倒れた二人。
緑谷出久は全速力で逃げた。
それを鬼の形相で追いかける爆豪勝己。
そして平和にみんなが学校を出た。
緑谷出久がまだ追いかけられていることを忘れて。
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これは作者の自己満小説です。
ネタが思いついたらって感じなのです。
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。