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第1話

君の名は
770
2018/08/16 10:26
ここは雄英高校。


ここではどんなことが起こってるのでしょうか。
ちょっと覗いて見ましょう。




















上鳴電気
うぉぉー!やっと終わった〜

上鳴電気は授業終了後、
自分の席で伸びをしている。
切島鋭児郎
ってのはいいけどさぁ、暇じゃね?
瀬呂範太
休み時間なのはいいけどなぁ〜
暇だよな

何故か暇な上鳴電気、切島鋭児郎、瀬呂範太。

他の人はひとつの席に集まって話している。


上鳴電気
ひまひまひまひまひまひまひまひま!!!!

ついには暴れだした。






ガタッ


爆豪勝己が席を立つ。

爆豪勝己
うるっせぇあほ面!

爆豪勝己が上鳴電気に向かって怒鳴る。

いつものことなようで、
みんなは続けて話している。
上鳴電気
えぇ!そんな怒ることかよぉ!





そのまま爆豪勝己は教室から出ていった。












爆豪勝己
あんのあほ面が…
ちったぁ静かに出来ねぇのかよ

ブツブツと呟きながら歩く姿は、

周りから見たら恐怖でしかない。


爆豪勝己
…あ

前からは轟焦凍が歩いてくる。


爆豪勝己はいつも通り無視して歩く…
と思ったら。







ドンッ


轟焦凍
あ、すまない爆豪

肩がぶつかった。

案の定爆豪勝己は、

爆豪勝己
てめぇ!何ぶつかってんだよ!!


すまないと謝る轟焦凍、

それでも怒鳴り続ける爆豪勝己、



向こうからは何組かの生徒何名かが走ってきた。




男子あるあるの廊下で鬼ごっこだ。













ドンッ!







鬼ごっこをしている男子生徒に背を向けていた轟焦凍。

男子生徒は轟焦凍に当たり、
爆豪勝己の頭に当たった。


それも結構な強さだ。











ふたりでおでこを抑える。

轟焦凍
…ってぇな、気を付けろ!!このとどr……!?
爆豪勝己
だからすまないばくg……!?


爆豪勝己の前には爆豪勝己、

轟焦凍の前には轟焦凍。



意味がわからない。

轟焦凍
おまっ…誰だよ!
爆豪勝己
お前こそ誰だ
轟焦凍
てかなんで俺が目の前にいるんだよ!
爆豪勝己
知るか、俺も同じ状況だ





どうやら君の名は状態になってしまったようだ。

すなわち、入れ替わってしまった。
爆豪勝己
…どうする
轟焦凍
知るか!
爆豪勝己
そんな怒鳴んなって





話しているうちに授業が始まってしまう。
ひとまず教室に戻ることにした。

轟焦凍
(あー!最悪だよ、なんであんなやつと入替なんきゃいけねぇんだよ)




ドンッ


次は緑谷出久が中身爆豪勝己、外見轟焦凍にぶつかった。

そんなことは知らない緑谷出久。
緑谷出久
あ、轟くんごめんっ



律儀に謝る緑谷出久。

だが爆豪勝己は、









轟焦凍
てめぇぶさけんなよ!今日で3回目だぞおらぁ!!
教室が静かになる。

当たり前だ、あのクールで物静かな轟焦凍が怒鳴るからだ。


緑谷出久
ごご、ごめんっっ!怪我はない!?大丈夫!?
轟焦凍
うっせぇ、触んなクソデク野郎が!


そのまま席についた。

みんなは南極の氷状態。




緑谷出久
(わぁぁ…轟くん、いつからデクって呼ぶようになったの?その前になんであんな怒るんだろ!?)
峰田実
(うわぁ、なんかやばいことになってないか!?)
八百万百
(あの轟さんがあんな怒るなんて…)
麗日お茶子
(デクくんなんかしたのかなっ!?)
飯田天哉
(ここは学級委員長として言うべきなのかっ!?)
蛙吹梅雨
(言ってもらわないと困るわよ…)
尾白猿夫
(えぇみんな!どうやって脳内に!?)
切島鋭児郎
(もうみんなの心の声ダダ漏れだよ)
瀬呂範太
(うわぁぁ!轟こっち見てんぞ!?)
障子目蔵
(とにかく静かにならないか?先生来てr…)
芦戸三奈
(爆豪くんがこっち見てないって珍しくない!?)
口田甲司
(あぁぁ…轟くんがいつにも増して怖いっ…)
葉隠透
(…いつもは怖くないよ)
常闇踏陰
(やばい…闇オーラがビンビンだぞ)
佐藤力道
(とにかく静かにしr…)
耳郎響香
(この状況でイヤホンジャックしたくねぇ!!)
青山優雅
(己を、磨く…)
上鳴電気
(そして、輝く…)
飯田天哉
(違うこと話してるぞ!?)

みんなは心の中で話している。

すごい団結力…




相澤消太(イレイザーヘッド)
おいお前ら、何してる
峰田実
何もしてません!



キラキラの瞳でグッとポーズをとる峰田実。




なんとかその雑なフォローで授業を受けれた。

そして昼休みへと突入…















みんなはそれぞれ教室でお弁当や購買のご飯を食べる。


上鳴電気
…なあなあ

イタズラする少年のような顔で話す上鳴電気。

上鳴電気
この猫耳、爆豪に付けようぜ
なんかあいつ、急に大人しくなったし
切島鋭児郎
はっはっはっwww
瀬呂範太
やってこいやってこいw
飯田天哉
それはさすがにやばいんじゃないか…?

そんな飯田天哉の言葉を無視して上鳴電気は爆豪勝己、
中身が轟焦凍に近づく。








ポンッ


お弁当をひろげて食べている中身轟焦凍に猫耳を付ける。
爆豪勝己
…どうした?なんだこれ
上鳴電気
…えぇ?えっ?

大人しい爆豪勝己の姿にクラス全員が驚く。


その直後だ。








ガタッ!!


席を立ったのは中身爆豪勝己の轟焦凍だ。

轟焦凍
てめぇこのあほ面!何猫耳付けてんだよ!ぶっ殺すぞ!!!
上鳴電気
ええええ!?!?なんで轟が怒るの!?

上鳴電気を壁まで追い詰めて包囲する中身爆豪勝己。


目は殺意に埋め尽くされている。


上鳴電気
ごめんごめんごめん!ごめんって!!なんでお前が怒るのかはわからないし、聞かないでおく!だからその左手の火を消してくれえぇぇ!!!

黙々とお弁当を食べ進める中身轟焦凍の爆豪勝己。

まだ猫耳はつけたままだ。





轟焦凍
おい!てめぇもいつまで猫耳付けてんだよ!さっさと外せ轟!!

中身轟焦凍の爆豪勝己に怒鳴る。






1年A組
とどろき!?!?

みんなの頭の思考回路というものが大爆破した。



峰田実
まてよ!轟はお前だろ!?
切島鋭児郎
そ、そうだよ!
耳郎響香
えっ、なんかのドッキリ!?


大爆破してる中、

轟焦凍と爆豪勝己は説明をした。













飯田天哉
なるほど、すなわち中身だけが入れ替わってしまったのか
麗日お茶子
君の名はみたいだね!
緑谷出久
麗日さん…そんな軽いノリで言っちゃぁ……ほら?

中身爆豪勝己の轟焦凍がこちらを見ている。

正直怖い。

麗日お茶子
大丈夫だよデクくん!君の名はは恋愛だから!
緑谷出久
それが余計にダメなんだよっ!
轟焦凍
おぉいクソデク!!てめぇ何があいつと俺が恋愛だってぇ?あぁ!?
緑谷出久
わぁぁぁ!違う違う違う!ごめんごめんっ!!
(なんで僕が怒られるの!?)

次は緑谷出久にどつく爆豪勝己。


すると口田甲司が口を開いた。



口田甲司
ね、ねぇ、もうすぐで授業始まっちゃうよ?
常闇踏陰
ひとまず放課後にこのことを話し合うか





みんなはまた席につく。


やってきたのはまた相澤先生だった。









さっきのことが無かったかのように授業を進めているところだった。





相澤消太(イレイザーヘッド)
じゃあここを…爆豪


ガタッ






立ち上がったのは中身轟焦凍の爆豪勝己。

それと……



相澤消太(イレイザーヘッド)
轟、何でお前が立つんだ
轟焦凍
あ?

立ったのは中身爆豪勝己の轟焦凍だった。





上鳴電気
…………
切島鋭児郎
…………
峰田実
…………

問題児?3人は笑いをこらえるので精一杯だ。



中身爆豪勝己の轟焦凍は席についた。

その目は3人を見ていた。

上鳴電気
(ま、ままっ、間違えてた…w)
切島鋭児郎
(見た目が轟なせいかもっと笑える…w)
峰田実
(や、やばいよ、轟(爆豪)こっち見てるよ…w)

















そして授業が終わった。


一番に席を立ったのは中身爆豪勝己の轟焦凍。






左手にはまた炎。
右手は凍っている。


峰田実
ごめんごめんごめん!!
切島鋭児郎
ちゃちゃちゃう!やめろって!!ごめんって!!!
上鳴電気
わぁぁぁぁ!やめ、やめて!ごめんってばぁぁ!!

また教室の角に追い詰められる。


鬼の形相の中身爆豪勝己の轟焦凍は近付いていく。

轟焦凍
…許さねぇ

叫び声が教室に響き渡る。

飯田天哉
待つんだ轟…いや、爆豪くん!!やめるんだ轟…爆豪くん!!!

止めに入る飯田天哉。

芦戸三奈
(いや、飯田くん間違えすぎ…w)

心の中でしれっとツッコむ芦戸三奈。





蛙吹梅雨
その前にみんな、ふたりが元に戻るように考えましょうよ
葉隠透
ほら!とどろ…爆豪くんも!
爆豪勝己
爆豪、やめろ
轟焦凍
黙れ!半分野郎!
緑谷出久
どっちかって言うとそれ今のかっちゃんじゃないかな…
轟焦凍
あぁ!?おいクソデク今何つった!
飯田天哉
まあまあまあ、落ち着くんだ
常闇踏陰
これじゃあいつまでも出来ないぞ
轟焦凍
ちっ…

舌打ちをしながらも黙る。




















そしてたくさん話し合った結果…





耳郎響香
あ、もう一度強く当たってみたら?入れ替わった時みたいに
麗日お茶子
それいいかも!!
障子目蔵
確かに、同じ原理なら戻りそうだな
飯田天哉
よし!さっそくやってみよう!
轟焦凍
…おい、何勝手に決めてんだよ!
爆豪勝己
一所懸命俺達のために考えてくれたんだ、文句言うな
轟焦凍
だから黙れ半分野郎!!
緑谷出久
だからそれかっちゃん…
轟焦凍
あぁー!?
緑谷出久
ごめんごめんごめん!!
佐藤力道
また始まったな…
上鳴電気
だから早くやっちまおうぜ、新半分野郎✨

上鳴電気は中身爆豪勝己の轟焦凍の肩に手を置きながら、
また地雷を踏む。





ごっ!





上鳴電気の顔面を思いっきり殴る。

上鳴電気
ふごぉっ!(  °ω°):∵グハッ!!
飯田天哉
早くやってしまおう

倒れる上鳴電気を無視して話を進める飯田天哉。













緑谷出久
えぇぇ!?ぼ、僕が体当たりするの!?
麗日お茶子
デクくん!頑張って!!
緑谷出久
((いやいや…あの目の状態で体当たりしたら僕の命無いよ?
切島鋭児郎
そーゆー運命なんだよ…ほら頑張れ!
緑谷出久
えぇ……







緑谷出久は嫌々ながらもやることにした。


緑谷出久
い、行くよ…?



だっだっだっ!



廊下を走る緑谷出久。
そして中身轟焦凍の爆豪勝己に当たる。




















そして倒れた二人。


峰田実
な、直ったのか?
轟焦凍
ってぇ…
爆豪勝己
おいデク!てめぇ何当たってんだよ!
緑谷出久
あぁぁ!戻った!…じゃなくて、ごめんごめんごめんっ!!!

緑谷出久は全速力で逃げた。

それを鬼の形相で追いかける爆豪勝己。




轟焦凍
みんなありがとな
飯田天哉
それを言うなら耳郎さんと緑谷くんに言ってくれ









そして平和にみんなが学校を出た。








緑谷出久がまだ追いかけられていることを忘れて。





緑谷出久
わぁぁぁ!!ごめんって!
爆豪勝己
許すかクソデク!!!











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これは作者の自己満小説です。

ネタが思いついたらって感じなのです。

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