私、ゆうなについて説明したいと思う。
私は、中高一貫校に通っている。中学受験をした。地元の子は誰もいない。
自分で受けようと思って受けた訳では無い。
親に、言われたのだ。
嫌だと言う私の話を聞かずに。
友達と仲が良かったので、本当はみんなと同じ中学に行きたかった。
中学受験に受かるだけの学力はあったため、難なく受かった。
誰も、知っている人がいない。
話せる人もいない。
そんな中学のスタートだった。
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編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした！
転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。