決して疑っている訳では無いが横にいるあなたにそう問いかけた。
図星だったのだろう…五条は目線を外しピーピーと口笛を吹いている。まぁ…そのはずだろう、目の前には竹林が広がっているのだから。
開き直ったのかそう言って五条は竹林を指さす。それに笑いを堪えきれずくすくすと笑いながらあなたは口を開いた。
そう言ってあなたは竹林が広がる空間に手をかざした。すると空間がぐにゃりと歪み、竹林だったところに御三家に負けないくらいの大きな日本家屋が姿を現した。
素でそう呟くと隣であなたが笑う声が聞こえた。でも本当に凄い、結界が張ってあれば術師であれば気づけるはずだ。しかし術師最強の五条でさえも気づけなかったのだ。仮に気づけたとしても開けられなかっただろう。
簡単な説明をしながら門を潜り、あなたは家の戸の鍵穴に鍵を差し込んだ。
ドアを引くとそこには黒の着物に身を包み顔を布作面で顔を隠した呪霊が立っていた。
流暢な言葉遣いで話す呪霊、一見無害そうに見えるが特級並の力を持っているのだろう、肌がピリピリと緊張する。
そっと落ち着かせるような柔らかい声であなたは諭す。それを聞いて五条はふと緊張感を解いた。あなたが言うのならそうなのだろう。
弘羽と呼ばれた呪霊はそうあなたに問いかけた。
説明の雑さに流石の五条も突っ込まずにはいられなかった。
さらに質問を重ねる弘羽にあなたはこくりと頷く。
そう言うと弘羽は急いで準備に取り掛かってしまった。
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こんなに多くの方に見て貰えるとは思ってもいなかったので少し驚いています…(((;゚Д゚)))ドキドキ
日本語下手なのバレちゃうッ(´;ω;`)
コメントも読ませていただいています!ご期待に添えれるようこれからも頑張って行きますのでどうぞよろしくお願いしますペコリ((・ω・)_ _))
編集部コメント
引きこもりのおじさんと真面目な女子高生という組み合わせがユニーク。コンテストテーマである「タイムカプセル」が、世代の違う二人をつなぎ、物語を進めるアイテムとして存在感を発揮しています。<br />登場人物が自分の過去と向き合い、未来に向かって成長していく過程が丁寧な構成で描かれていました。