第8話

第8話
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2021/02/09 00:04
skt side

居残りさせられてから
1週間とちょっとが経った。

この学校ではこの時期に文化祭があるらしい。
クラスで出し物するんだろーなーって思ってたら
『1年B組と2年B組で共同やで』
とセンラが言うからびっくりした。



____準備の日。
2年B組の教室で集まって何をするか決めるそうだ。
「センラぁ、一緒に行こ」
『行こ行こ〜』


階段を降りて2年の教室がある2階に行く。

2年B組……あ、ここか。
2クラスが1つの教室に集まってるから
とても騒がしい。

その中でも周りよりも少し背が低い3年がいた。
なんか見たことある気が………。

そんなことを考えていると、
その人がこちらに気づいた。

?『あ、お前…!!』
「…え?」
?『俺だよ俺!』
「……あぁ!!うらさん?!」
う『何俺の事忘れてんだよっw』
「いや、もっと背高くなってると思ってたから…」
う『あ?今なんつった?』
『坂田、うらたんと知り合いなん?』

そう、俺とうらさんは、
幼少期住んでたアパートのお隣さん同士だったのだ。
うらさんは中学に上がった時に
引っ越してったきり、連絡が取れなくなっていた。
まあ、スマホとかも持ってなかったしな。



「それにしても、背伸びてないねんな…w」
?『それは禁句やで〜w』
『あ、志麻くん!』
し『そういやセンラB組やったな』

「志麻くん…?」
『あぁ、俺の幼なじみ!』
し『噂はセンラから聞いとるわぁ、
  初日から遅刻してた転校生やっけ?』
「せ、センラ!なんでそれ言うねん!」
『インパクトが凄かってんもんw』


「あ、そういえば、センラとうらさんは
どういう繋がりなん?」
う『俺とまーしぃとラマンは軽音部なんだよ』
「軽音部…」


中学の時に、高校になったら入ってみたいと
思っていた部活だ。
だけど、前の学校には
吹奏楽部はあったけど軽音部は無かった。

この学校にはあるんやなぁ…。


し『坂田くんも入る?楽しいで〜』
「え、ええんですか…?」
し『俺はええよ!みんなもええよな?』
う・セ『もちろん!』
「あ、りがとうございます!!」



やばい、、めっちゃ嬉しい…!
夢の軽音部に!!
しかも久しぶりに会ったうらさんもおるし、
センラもおるし。
月崎先輩はちょっとまだ怖いけど…。
でも楽しそう(っ ॑꒳ ॑c)














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カギカッコ読みにくくてすみません…🙇‍♂️

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