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第3話

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40
2019/03/23 09:56
木戸 恋 (きど れん)
木戸 恋 (きど れん)
おはよー
あなた

おはよー

木戸 恋 (きど れん)
木戸 恋 (きど れん)
今日、1限なの嫌だねw
あなた

ねw

あなた

でも、2限しかないから良かった。

木戸 恋 (きど れん)
木戸 恋 (きど れん)
だねだね!
恋とは高校からの友達で、大学も学部も同じ。
講義がある日は、駅で待ち合わせている。
木戸 恋 (きど れん)
木戸 恋 (きど れん)
ちょっと、飲み物買ってくるね。
あなたも何か飲む?
あなた

んー。じゃあ、ミルクティーお願い。

木戸 恋 (きど れん)
木戸 恋 (きど れん)
OK!
じゃあ、行ってくるから席取っといて!
あなた

りょうかーい!
あ、おか…ネ…。足速w

席は、1番後の右端に座った。
あなた

もう、9時だ。
恋遅いな…始まるのに、

1限は数学のはずだが、古典の先生が入って来た。
そのまま、黒板に大きな字で
「1限は自習になります」
と、書いて教室を出ていった。
入れ違うかのように恋が入って来た。
木戸 恋 (きど れん)
木戸 恋 (きど れん)
ごめん、遅れた。
自販機暖かいのコーヒーしかなくてw
あなた

えー。どこまで行ってたのー?w

木戸 恋 (きど れん)
木戸 恋 (きど れん)
正門の横の自販機だよw
はい。ミルクティー。
あなた

ありがと。
あ、お金払うね。

木戸 恋 (きど れん)
木戸 恋 (きど れん)
いいよー。
奢り奢りw
あなた

いただきまーすw

私の隣に座って黒板を見た恋が、
木戸 恋 (きど れん)
木戸 恋 (きど れん)
え、自習!?
なんだー。出なくてもいいんじゃんw
木戸 恋 (きど れん)
木戸 恋 (きど れん)
早く起きた意味ーw
あなた

ショックだよねw

そう言って、ミルクティーを飲んだ。
あなた

美味しい。

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