·
深「まずなんで俺らが怒ってるかわかってる?」
『?…監視されてる側でありながら勝手に出ていったことですか?』
向 <あなたちゃんズレてるんよ…(小声)>
佐 <そんな固い事じゃないんだよなー…(小声)>
阿「…誰にも言わずに1人で勝手に危ないところに行ったから。」
『…私に何があろうと皆さんには関係ないはずです。』
渡「あのデータなくなるだろ。」
『…ずっと肌身離さず持ってるなんて誰も言ってないです。』
渡「お前な…」
ラ <しょっぴー落ち着いて!(小声)>
目 <やばいかわいそうに見えてきた…(小声)>
岩 <目黒は甘すぎだけどな(小声)>
『…私。次の計画立てなきゃいけないんでもういいですか?』
阿・深・渡「「「…は?」」」
佐 <あなたちゃんそれはアウトだよ!(小声)>
宮 <あー…あれは止めれないね…(小声)>
ラ <反抗期の娘と親みたい(小声)>
阿「その計画について話してくれたらいいよ?」
『嫌です。まず、このグループに入るなんて言ってないです。』
深「え?もう家売っちゃったよ。」
『…は?』
向 <あなたちゃん殺気が…あかんて(小声)>
佐 <ふっかこれやったな。(小声)>
深「お金ちゃんと引き出しに入れといたよ?」
『あの大金…』
深「言うの忘れてたや。」
『…なに勝手に売ってるんですか…』
深「俺だけじゃないからね?俺と翔太でやったから。」
佐 <うわ、なべふかやったな。(小声)>
『…ありえない…(小声)』
目「その…聞いてあなた…」
『…あの家は…お母さんとの大切な…思い出が残ってる…家なの…私の唯一の…居場所なの…』
スノ「「ッ…」」
『…あの家がないってことはもうこの世界に私の居場所はないの。…だから売りたかったけど売れなかったの…』
目「だから…聞いt」
『もういいです。無くなったものは戻ってこないんで。では。』
((ガチャ
((バタン
編集部コメント
依頼人の悩みや不安に向き合うカウンセラーという立場の主人公が見せる慈愛にも似た優しい共感と、その裏にひそむほの暗い闇。いわゆる正義ではないものの、譲れない己の信念のために動く彼の姿は一本筋が通っていて、抗いがたい魅力がありました!