姫澤「……サッ」
急にあなたが立ちだした。
と思えばテレビに殴りかかっていく。
それを菊池が全力でとめる。
ごめんね。あなた……
……俺もわからねぇぇー!!!
この!!この目?!?なんやねん!!!←
菊池「……!ジャニーズだ!!!」
姫澤「青い鳥見てみろてめぇ!!まっすーだろ!!!」
増田くん……たしかに。
そしてあなたの方をちらりとみる。
何か悩んでいるような顔をしていた。
中島「あなた?どったの?」
そう言いながらあなたがいるソファへ行き
横に座る。
そうすると俺の上に座り俺の方に体を向け
じーっと見つめる。
中島「んー?どーしたのー??」
あなたが落ちないよう腰に手を回す。
姫澤「……なんでコアラなん??」←
言葉が出ないくらい薄い内容。
こいつはこういう人だった。
中島「……コアラ好きなんじゃない??」
姫澤「コアラの赤ちゃんってお母さんのうん……ぴたべるんだよ?」
まだ下ネタを言うのになれないピュアな女の子。
かんわいいなぁ……本当。
姫澤「ふーまぁ。」
菊池「あー??何ー??」
姫澤「横浜流星かっこいい。会ってみたいなぁ」
菊池「会えるといいね~」
姫澤「圭兄さんにも会いたい」
中島「圭兄さんなら会えるよ?」
姫澤「ananもってる。圭兄さんの」
中島「お。まじか。言っとくね?」
姫澤「ありがとう」
佐藤「ただいまー」
「「「おかえりーー」」」
仕事から帰ってきた勝利。
早足でリビングまで来て
間に合わなかったかぁ……と落ち込んでいる。
菊池「まだ新メンバー発表してないべ??」
そう菊池が言うと
さっきのなんか嘘みたいに笑顔になる。
佐藤「まじ?!よかったぁ……」
姫澤「んあっ!!」
中島「んえ。何。エロい声だすな。」←
姫澤「畳むの上手!!私と同レベだな!!!」←
菊池「ブーーーーッ!!!!!!」
姫澤「ふーまきったなぁ!!」←
中島「煽んな。笑 怒られるぞ。笑」
菊池「……しゅがぱんまん。行け。」
佐藤「俺?!?!」
菊池「……お前以外いねぇだろおおっ!!!
こちょこちょの刑に処す!!!」←
佐藤「ふーまくんまじだるいっ!!笑
キュヒヒヒッ!!!!笑」
姫澤「……エルサか!!この人!!
だぁから聞いたことあると……」
中島「ありの~まm姫澤「未知の旅へ~♪」」
菊池「ありのままは古いな。」
中島「……古いんだよ!!マジで!!!
ありの~(君に)ままのはね~(HITOMEBORE)
古い(その)んだよ~(横顔)」
姫澤「きた!!はやく!!!」
中島「……まだだね。」
姫澤「だね……」
佐藤「今田美桜ちゃんとかは?」
姫澤「私美桜ちゃんがいい。それか広瀬アリスちゃん。」
菊池「好きなだけだろ。笑」
姫澤「違うもん!!!!」
菊池「んはっ。笑 可愛いねぇっ♡」
姫澤「キモ。」←
菊池「えっ……」←
姫澤「マジメカヨ!!!!」←
中島「圭兄さんの真似しなくてよろしい。
あとカタコトです。」
姫澤「Loveまっすー!!!!」←
中島「セクシーストップ。」
姫澤「るせっ」←
中島「んぁっ……あなたぁっ…」
姫澤「何ー??」
中島「あ……何も…」
菊池「純粋なやつにえちすんなや。」
中島「えへへぇっ♡」←
菊池「……あなたー」
中島「スルーしないで??」←
姫澤「きたべ!!!ふーまぁっ!!」
菊池「うおっしゃあああああああああああああああああああああああああ!!」←
中島「あなた。ちゃんと座って。」
姫澤「ちょっと待ってね。しょーり!!」
佐藤「なーにー!!!今聡の部屋ー!!」
姫澤「そーちゃ呼んできてね!!」
佐藤「あいよー!!!」
姫澤「コンコン……マリちゃーん!
ゴチ新メンバー発表されるよー!!」
マリ「はーい!!この問題終わったら行くねー!!」
姫澤「わかったー!!」
中島「ん。あなたおいで??」
姫澤「んー!」
俺の上にあなたをのせて
みんなリビングに集まりソファに座る。
新メンバーを迎える準備。
姫澤「……まっすー!!!!」
中島「本日2度目の姫澤あなたのまっすー!!!!
さぁ!!本当に新メンバーは増田くんなのか!!CMの後!!」←
佐藤「いやそういうのじゃないから。笑」
松島「増田くん?!嬉しい!!!」←
マリ「そちゃまだ増田くんって決まったわけじゃない。」←
中島「美味そ~……」
姫澤「……土なのー?やだー」
菊池「文句多。笑」
姫澤「まっすー!!!!まっすー!!!!まっすー!!!!」
中島「まっすーコール。」←
松島「増田くんじゃない?!ねぇ!!!」
マリ「絶対そうだよ!!絶対!!!」
姫澤「やったぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
中島「うおっしゃあああああああああああああああああああああああああ!!!!」←
菊池「ふおおおおおおおおおおおおおおっ!!!!!!!!」←
松島「あひゃひゃひゃひゃひゃ!!!!!!!!!!」←
佐藤「うおー。パチパチパチ」
マリ「うれしーー!♡ 増田くんならいいや!!」←
佐藤「誰ならダメだったの?」←
中島「……いやもう一年で折れろ!!!」←
編集部コメント
主人公は鈍感で口下手ではあるものの『コミュ障』というほどではないので、キャラの作り込みに関しては一考の余地があるものの、楽曲テーマ、オーディオドラマ前提、登場人物の数などの制約が多いコンテストにおいて、条件内できちんと可愛らしくまとまっているお話でした!<br />転校生、幼馴染、親友といった王道ポジションのキャラたちがストーリーの中でそれぞれの役割を果たし、ハッピーな読後感に仕上がっています。